《ミュージックシュタインCDガイド Vol.10 ?08年1月第2週放送分?》

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新成人のみなさん、ようこそッ!《お・と・な》の世界へッ☆

番組を聴いてくれてる人の中にも、
講演ライブ
でおじゃました学校の卒業生で、
ここにアクセスしてくれてる人の中にも、
今年成人式を迎えた人は、きっと、たくさんいるんだろうなぁ。
みんな、お酒はほどほどにねッ♪(笑)

この週は、もちろんそんな《成人》をテーマにお届けしましたッ☆

1. Where the Streets Have No Name/U2
収録アルバム
ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)

この曲が収録されている、20世紀ロックを代表する名盤、
《Joshua Tree》も、ちょうど発売から20歳を迎えたということで、
番組冒頭には、《世界名イントロ》のひとつ(勝手に選定ッ)でもあるこの曲をかけました。
《ニュースステーション》で、久米さんがキャスター降板を発表してから、
なぜかこの曲が、テーマソングとして使われたりもしてたよなぁ。
今回アマゾンリンクを貼ったのは、
《発売20周年記念超デラックスエディション》という、
なんとDVDも含めた3枚ぐみッ!
CDは20年前に比べて、格段に音質向上しているし、
DVDに収められたライブも素晴らしいッ!
U2はぼくも、カミソリギタリスト冨士くんも、大大大好きなバンドですッ☆

成人を迎えると、ついにお酒やタバコが解禁になるわけだよね。
ぼくは、タバコはまったく吸わないんだけど、
お酒は《たしなむ程度に》(笑)
飲んだりします。

ほんと、ともだちと飲む、たのしいお酒っていうのはいいものだよね。
成人式を機会に、同窓会を開くなんて人たちも、たくさんいるんだろうなぁ。
ほかにもこの年末年始、同窓会があったなんて人もいると思います。
ぼくも先月、久しぶりに、高校時代のみんなと再会しました。

同窓会に参加する度に感じるんだけど、
学生時代って、クラスごとにだったり、
体育回系、文科系だったり、
いろんな《ジャンル分け》みたいなものがされていて、
同じ学校に通っているのに、
言葉すら交わすことなく、卒業してしまったなんて人も、いたりするよね。

でもね、同窓会で、偶然隣に座ったりして、
いっしょにお酒なんか飲みながら、いろんな話をしていると、
その頃あった《ジャンル分け》も、
人と自分とを比べちゃうなんてこともなくなってて、みんながどんどんフラットになっていくんだよね。

帰り道にひとりになって、同窓会の時間をあれこれ想い返しながら歩いてたりすると、
自然に口元がゆるんできて、
なんだか元気になっちゃったりして。

「どうしてこんなに元気になれちゃうんだろう」って考えてみると、
それはきっと、
今も様々な場所で、色々な想いをかかえながらも、
とにかく走りつづけてるみんなを感じられたからじゃないかなって思うんです。

自分の《今》を笑顔とともに語ってくれるみんなを見ていると、
「オレも負けてられないッ」って思うんだよねぇ。

2. Don't Stop/The Rolling Stornes
収録アルバム
Forty Licks

数年前に発表された、2枚組ベストアルバムに入っていた新曲なんだけど、
これがカッコいいのよッ!
曲全体が、ほとんど《A》と《D》のふたつのコードだけでできているにもかかわらず、
もんのすごい力強さと疾走感があってッ☆
すでに《3度目の成人式》もすませ、赤井ちゃんちゃんこまで着ちゃったなんて年齢に差し掛かった、ストーンズの面々。
これだけのベテランがたたきつける新曲が、
シンプルさを通り越した《いさぎよさ》をもって奏でられているという事実には、
ほんと、脱帽です。
はじめて聴いた時は、衝撃的だったなぁ。

ストーンズは、一部ではメンバーチェンジなどもあったものの、
中心メンバーは、ずっと変わらないんだよね。

大人になるという中には、
何かを《続けていく》ということも、
避けては通れない道だよね。

恋愛だってなんだってそうだけど、
はじめた時は、すべてがたのしかったりもするものの、
続けていく中では、
そりゃいやなことも、やりたくないことも出てきたりして。

その時に何を感じ、
何を大切にしていくかというのは、
《どんな大人になるか》ということと、
密接にかかわってくるような気がします。

仕事でも恋愛でも、
あなたが続けていることに、
何か問題が持ち上がった時、
一体どんなことを感じて、
どんな行動を取ってきたんだろう。
よかったら、ぜひ教えてください。

3. You Learn/Aranis Morissett
収録アルバム
Jagged Little Pill

もう10年以上前、ひとりの女性から、突如放たれた、
心の中だけじゃなく、はらわたの中身まで、全部ぶちまけてしまったような。
かといって、痛みだけでなく、とてつもない人間臭さも叫ばれているような。
問題&衝撃作からの1曲。
(リンク先ではPCで試聴もできますッ)
この作品がリリースされて以降、
女性アーティストを語る時、《アラニス以前》と《アラニス以降》なんて分け方をされることすらあるくらい。
確か3000万枚とか、
とんでもない売れ方もしたんだったよなぁ。

そんなアルバム中盤で、アーシーなビートとともに演奏される、
強さだけでなく、やさしさやあたたかさも感じて大好きな1曲です。

4. Blame It On My Youth-Meditation/Keith Jallett
収録アルバム
The Melody At Night, With You

この週は、ロック系の曲を3曲かけるという、
番組としてはめずらしい構成だったんだけど、
ラストには、とてもおだやかな、
ピアノソロで奏でられるこの曲をかけました。

このアルバム、
一体今までに、何人の人に薦めてきただろう。

キース自室のピアノで録音されたというこのアルバム。
歌も入っていない、ピアノだけのシンプルなメロディだからこそ、
想起してしまう情景ってあると思います。
自然に、そして深く、自分自身と向き合う時間を作ってくれるような、
とても美しく、あたたかな曲ばかりが並ぶ、
《一家に一枚》と、協力に推薦したい名盤ですッ☆
リンク先では、PCで試聴もできるので、ぜひとも聴いて、感じてくださいッ♪
ーーーー
次回放送の番組では、
この26日に、なんと生誕100年を迎える、
ぼくが最も影響を受けたヴァイオリニストを特集します。
どうぞおたのしみにッ♪

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このページは、Taroが2008年1月14日 15:40に書いたブログ記事です。

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