15分という、決して長いとは言えない時間の中での演奏だったけど、
「やり残したッ」という感覚を、まったく感じないライブができました。
さっき届いたギタリスト、冨士くんのメールにも、
まったく同じことが書かれていて、
これには「うれしい」というより、
同じ感覚を持って、音楽を奏でられるしあわせを感じました。
正直に書いちゃうけど、
今回のように、他のアーティストのみなさんといっしょに出演させていただくイベントの時、
数年前までのぼくは、
「周りすべてをブッつぶせッ」という気持ちとともに、
本番にのぞんでいました。
15日も、そんな気持ちで演奏していたら、
《誰かより》うまくいったとか、いかなかったとか、
ブッつぶせたとか、つぶせなかったとか、(笑)
こちらが一方的に、頭の中で組み立てた《敵》のことばかり気にしまくったあげく、
さぞかしくたびれて、
あまり得るもののない演奏になっちゃってたかもしれないよなぁ。
もちろん今回も、
本番の中で、様々なことを試したり、
確認できたりしたので、
次の演奏に向けて、さらなるはずみがつきましたッ♪
いやしかし、日比谷はほんとにたのしかったッ!
お天気も、とてもよかったしねッ♪
そんなライブもあったりしつつ、
ここのところのぼくは、
楽曲を作ったり、
新しい企画の作戦を練ったり、
色々な人と会ったり、
レコーディングなどしています。
そんな風に、
突っ走ったり、立ち止まったり、
ぶち当たったり、考え込んだり、
つかんだり、逃したり、
笑ったり、途方に暮れたりしている毎日の中に、
ふと、全国からメールが届くと、
本当に、しあわせな心持ちになります。
今日も、数年前に
《講演ライブ》
で訪れた、
四国、丸亀の生徒さんや、
《ミュージックシュタイン》
のリスナーさんなどから、メールをいただくことができました。
そこには、それぞれの近況とともに、
夢見ていたり、かかえていたりするものなどについてもつづられていて、
さらに、今でもぼくや歌との出会いを、
大切に感じてくれていることを伝えてもらえる。
そんなメールが届く度、
まさに今も、歩き続けているみんなの声を聴く度に、
「がんばれッ」と言ってもらえているようで、
《心の握手》をガッチリ交わしているような気がしてきます。
以前にも書いた、
ドイツの思想家、ベンヤミンが残したという大好きな言葉。
ーーーー
夜のなかを歩みとおす時に助けになるものは、橋でも翼でもない。
友の足音だ。
ーーーー
この言葉を、強く強く実感するのは、
届いたメールを読んでいる、こんな時です。
もちろん、
掲示板
にいただくメッセージからも、
たっくさんの力をもらってるよッ☆
みんな、本当にありがとうッ!
ぼくも、遠くまで《足音》をとどろかせることができるように、きっと、目前に迫った卒業式に向けて、そわそわ、ワクワクしていることと思います。
でも、もしかしたら、新しい環境に放り出されてしまうようで、
不安を感じてる人もいるかもしれないよね。
でもね、そんな人たちに対して、
今ぼくは、
「だいじょぶだよッ」って大きな声で言いたいッ♪
世界というのは、
今感じているよりも、
想像しているよりも、
ず?っと広くて。
そこにはたくさんの《出会い》があって。
出会いを重ねていく度に、
自分ではまだ気づいてもいない、
《可能性》というものも、
い?っぱい発見することができるから。
ーーーー
描いてた未来とは 少し違うけど
あの頃より確かに
ぼくの毎日が歌ってる
ーーーー
《講演ライブ》
でも歌った
《毎日が歌ってる》
の歌詞の中に、こういうフレーズを書いたけど、
卒業という、ひとつの《区切り》を迎えたあの頃から、
今までを振り返ってみた時にも、
まさにこんな風に感じます。
そりゃ、すべてが順風満帆なんてわけにはいかないし、
予想すらしていなかったアクシデントに見舞われることだってあるとは思う。
でも、それ以上に、
自分の想像なんて、はるかに越えたところにあるのが、
《未来》であり、
そんな未来を作っていくのが、
《出会い》なんだと思います。
水戸一中の、
そして、この春卒業を迎えるすべてのみなさんッ!
春になって、今までより、広い世界に飛び出したなら、
素敵な出会いをたくさん重ね、
ひとつでも多くの《可能性》に気づきながら、
自分にとっての《大切なもの》が、
ゆっくりでいいから、増えていきますように。
まずは、ぼくが彼とはじめて出会った、
1990年の渋谷での演奏からッ♪
1. I'm Comming Varginia/Stephane Grappelli
収録アルバム
Stephane Grappelli in Tokyo
そうなのよッ☆
ぼくがはじめて彼の音楽に触れた瞬間が、
まるで真空パックされたように、このアルバムの中に収められているんですッ!
ぼく自身、5歳からヴァイオリンを弾いてきて、
彼の演奏をはじめて聴いた時は、ほんと、ショックを受けました。
「ヴァイオリンって、こんなに自由なんだッ」
「自由でいていいんだッ」って、生まれてはじめて思ったんだよなぁ。
もしかしたら、それまでにも、
同じことを言葉で伝えてくれてた人はいたかもしれないけど、
今、目の前でヴァイオリンを弾く彼は、
言葉ではなく演奏で、
つまり、姿勢や生き様を通して、
何より雄弁に、そのことを教えてくれたんだよね。
これは衝撃だったなぁ。
上のリンク先では、CD購入はもちろん、
PCで試聴もできるので、
ぜひともクリックしてみてくださいッ♪
あの夜は、
「今、目の前で繰り広げられているコンサートが、永遠に続いたらいいのに」と思う自分と、
「1分でも早く家に帰ってヴァイオリン弾きたいッ」という衝動が同時にこみ上げてきて、
ほんと、しあわせで、
刺激的な出会いでした。
そしてこの瞬間から、
ぼくは彼の奏でる音楽のとりこになりました。
2. Chatanooga Choo Choo/Stephane Grapellie
収録アルバム
Olympia 88
イントロから、蒸気機関車がゆっくり走り出す風景そのもの、
そしてエンディングでは、ヴァイオリンで汽笛の音まねまで聴こえてくる、
実に軽快な演奏ですッ♪
この録音は、1988年、ステファン80歳の、パリ、オランピア劇場でのライブなんだけど、
みずみずしく,しゃれっ気たっぷりのスウィングは、
とてもじゃないが、80歳のおじいちゃんが弾いてるようには聴こえませんッ☆
ステファン・グラッペリは、
1908年1月26日、フランスに生まれました。
子どもの頃は、とても貧しかったそうで、
粘土を集めて、近所に住んでいた芸術家に売ったりしてたんだって。
そして、彼が集めた粘土を買ってくれていたのが、あのピカソだったそうッ☆
なんだか映画みたいな、フランスならではの話だよねぇ。
3. Minor Swing/Django reinhardt
収録アルバム
ジャンゴロジー~スペシャル・エディション
まだステファンが若い頃の、なんと《SP盤》からの復刻ですッ♪
何年前になるのかな。
講演ライブでおじゃました岐阜県明智町成人式での本番が終わった後、
近くにある
《大正村》
というところに行ったんだけど、
そこにある喫茶店に置いてあった蓄音機で、
お店の人が、古いSP盤をかけてくれたことがありました。
そろそろ陽が傾きかけてる店内に立ち込める、
珈琲の香りとともに聴く古い唱歌。
う?ん。オツだったなぁ。
ここで紹介している曲も、《Minor Swing》というタイトルどおり、
憂いを帯びたメロディを、
ヴァイオリンじゃなくて、《ビオロン》って呼ぶ方がふさわしいような音色で奏でられていて、
んもう絶品ですッ☆
そしてそしてッ!
ここでギターを弾いている、ジャンゴ・ラインハルトこそ、
伝説のジプシーギタリストッ♪
なんと、彼の誕生日も、1月23日ッ☆
ステファンより2歳若くて、つまり、生誕98年ということですね。
実はこのジャンゴ・ラインハルトというギタリスト、
生粋のジプシーで、
若い頃は家ではなく、馬車の中で生活してたんだってッ☆
そしてある時、馬車が火事になって、
左手の薬指と小指に大やけどを負ってしまったそうです。
この2本の指は、
ギタリストにとって、弦を押さえるのに、ものすごく大切なんだよね。
そんな指が、しかも2本も動かなくなっちゃった彼が編み出したのが、
このすさまじい奏法。
いやぁ、まさに一音入魂ッ!
ジャンゴは今も、世界中のギタリストのあこがれの存在なんだよね。
もちろんぼくも、彼の華麗で妖艶なギターが大好きですッ☆
4. These Foolish Things/Stephane Grappelli
収録アルバム
Flamingo
打って変わって、晩年の演奏が聴けるのが、このアルバム。
90歳に近づいたステファンの指は、
もう、あまり回らなくなってきてるんだけど、
それが、全盛期からの《おとろえ》ではなくて、
なんとも言えない味になるんだよねぇ。
まさに、人が生きてきて、
刻んできた年輪を感じる演奏だと思います。
ぼくはそんな晩年の演奏が、とにかく好きなんだよね。
このアルバムも、リンク先で試聴ができるので、
ぜひ聴いてみてくださいッ♪
実はぼくは、
ステファン・グラッペリに、一度だけ、会ったことがあるんです。
結果として、彼の最後の来日となってしまったコンサートが終わった後、
アポなしで、楽屋におじゃましたんだよね。
それまでのぼくなら、
「きっとアポなしじゃ会ってくれないよ」とか、
「演奏した後だから、疲れてるだろうなぁ」とか、
自分自身で言い訳を作って、
会いに行くなんて決してしなかったと思うんだけど、
なぜかあの時だけは、
「今しかないッ」って思ったんだよなぁ。
会えるかどうかなんてことはおろか、
会ったら何を話そうかとか、
まるっきり考える余裕なくて、
とにかく楽屋口まで行ってみました。
そうしたら、彼はとてもにこやかに出迎えてくれてね。
その時ぼくは、盲導犬のエルムといっしょに歩いていて。
「なでてもいいかい?」って。
「ぼくも盲目のピアニストといっしょにやってたことがあったよ。
あれは確か、第二次世界大戦の前だったかなぁ」なんて話をしてくれて。(笑)
いやぁ、しあわせだったなぁ。
それからしばらくして、彼が永眠したというニュースを聞きました。
5. As Time Goes By/Stephane Grappelli
収録アルバム
Stephane Grappelli in Tokyo
1曲目に紹介したのと同じ、東京でのライブ盤から、
映画
《カサブランカ》
のテーマソングとして、あまりにも有名なメロディです。
この曲を演奏する前に、ステファン自ら、曲紹介をしてくれてるんだよね。
ここをクリック
して表示された、アルバム紹介ページの中の、
《As Time Goes By》の試聴リンクをクリックすると、
彼のしゃがれた、微笑をたたえた語りを聴くことができます。
アルバムの中では、曲によって、ゲストでアコーディオニストも登場して、
さらに《パリ気分》を盛り上げてくれますッ♪
ぼくは今でも、
うれしい時はもちろん、
いろんなことに迷った時にも、
よく、彼のCDを聴いてます。
この人の弾くヴァイオリンは、
いつでもどんな時でも、
やさしく微笑みかけてくれるんだよね。
特に晩年の演奏では、
音を出してない時まで、
ほかのミュージシャンがソロを取っていて、休んでる時のまなざしまでいいんだよなぁ。
もちろん、映像を観てるわけじゃないから、
実際のところはわからないんだけど、
彼の音はまったく聴こえてきてないのに、
「好きに、自由に演奏していいんだよ」って、
微笑みながら語りかける声が聴こえてくるようで。
なんだか日向ぼっこの縁側で、おじいちゃんと話しているような、
そんなおだやかな心持ちになるんです。
ものすごいパワーであおられてるうちに、
元気になっちゃうような音楽も、もちろん素晴らしいけれど、
さりげなく寄り添って、
いつまでも話を聴いてくれるような、
そんな音楽も本当に素敵だなって思います。
さらにステファン・グラッペリーにディープに迫りたい人には、
彼自身の語りで半生を振り返る、
以下のDVDがおすすめですッ☆
もちろん、演奏シーンもたくさん入ってますッ♪
ア・ライフ・イン・ザ・ジャズ・センチュリー
ステファンの話になると、
つい、熱くなっちゃうんだよなぁ。(笑)
まだまだ代好きなアルバムやDVDもたっくさ?んあるんだけど、
それはまた、次の機会にッ♪
Happy Birthday Dear Stephane!!
《ミュージックシュタイン》放送エリア・時間一覧はこちらッ ]]>《前のめりッ》
にもあるように、
ここのところのぼくらは、連日のように冨士くんスタジオに通い、
様々な曲のレコーディングをしていますッ♪
試行錯誤を積み重ねながらの作業は、
まさに《実験室》ッ☆
毎回、色々な刺激や発見を重ねながら、
実にたのしく進んでいます。
そんな冨士スタからの帰り道には、
《おいしい誘惑》もとても多いんだよねッ☆(笑)
半日近く、歌い続けていると、
ほんっとにお腹がぺこぺこになっちゃって、
特にこの時期、あったかい湯気の立ち込めるお店の磁力には、
なかなか抗えないぼくなのでした。(笑)
そんな風に、お腹も、そして心も満たしながら、
「なるべく早く、春頃には、みんなに聴いてもらえるようにがんばろうッ」と、
一丸となって取り組んでいるレコーディング、
ぼく自身、音源の完成を、
それを聴いてもらえる時を、
とてもとてもたのしみにしていますッ!
番組を聴いてくれてる人の中にも、
講演ライブ
でおじゃました学校の卒業生で、
ここにアクセスしてくれてる人の中にも、
今年成人式を迎えた人は、きっと、たくさんいるんだろうなぁ。
みんな、お酒はほどほどにねッ♪(笑)
この週は、もちろんそんな《成人》をテーマにお届けしましたッ☆
1. Where the Streets Have No Name/U2
収録アルバム
ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
この曲が収録されている、20世紀ロックを代表する名盤、
《Joshua Tree》も、ちょうど発売から20歳を迎えたということで、
番組冒頭には、《世界名イントロ》のひとつ(勝手に選定ッ)でもあるこの曲をかけました。
《ニュースステーション》で、久米さんがキャスター降板を発表してから、
なぜかこの曲が、テーマソングとして使われたりもしてたよなぁ。
今回アマゾンリンクを貼ったのは、
《発売20周年記念超デラックスエディション》という、
なんとDVDも含めた3枚ぐみッ!
CDは20年前に比べて、格段に音質向上しているし、
DVDに収められたライブも素晴らしいッ!
U2はぼくも、カミソリギタリスト冨士くんも、大大大好きなバンドですッ☆
成人を迎えると、ついにお酒やタバコが解禁になるわけだよね。
ぼくは、タバコはまったく吸わないんだけど、
お酒は《たしなむ程度に》(笑)
飲んだりします。
ほんと、ともだちと飲む、たのしいお酒っていうのはいいものだよね。
成人式を機会に、同窓会を開くなんて人たちも、たくさんいるんだろうなぁ。
ほかにもこの年末年始、同窓会があったなんて人もいると思います。
ぼくも先月、久しぶりに、高校時代のみんなと再会しました。
同窓会に参加する度に感じるんだけど、
学生時代って、クラスごとにだったり、
体育回系、文科系だったり、
いろんな《ジャンル分け》みたいなものがされていて、
同じ学校に通っているのに、
言葉すら交わすことなく、卒業してしまったなんて人も、いたりするよね。
でもね、同窓会で、偶然隣に座ったりして、
いっしょにお酒なんか飲みながら、いろんな話をしていると、
その頃あった《ジャンル分け》も、
人と自分とを比べちゃうなんてこともなくなってて、みんながどんどんフラットになっていくんだよね。
帰り道にひとりになって、同窓会の時間をあれこれ想い返しながら歩いてたりすると、
自然に口元がゆるんできて、
なんだか元気になっちゃったりして。
「どうしてこんなに元気になれちゃうんだろう」って考えてみると、
それはきっと、
今も様々な場所で、色々な想いをかかえながらも、
とにかく走りつづけてるみんなを感じられたからじゃないかなって思うんです。
自分の《今》を笑顔とともに語ってくれるみんなを見ていると、
「オレも負けてられないッ」って思うんだよねぇ。
2. Don't Stop/The Rolling Stornes
収録アルバム
Forty Licks
数年前に発表された、2枚組ベストアルバムに入っていた新曲なんだけど、
これがカッコいいのよッ!
曲全体が、ほとんど《A》と《D》のふたつのコードだけでできているにもかかわらず、
もんのすごい力強さと疾走感があってッ☆
すでに《3度目の成人式》もすませ、赤井ちゃんちゃんこまで着ちゃったなんて年齢に差し掛かった、ストーンズの面々。
これだけのベテランがたたきつける新曲が、
シンプルさを通り越した《いさぎよさ》をもって奏でられているという事実には、
ほんと、脱帽です。
はじめて聴いた時は、衝撃的だったなぁ。
ストーンズは、一部ではメンバーチェンジなどもあったものの、
中心メンバーは、ずっと変わらないんだよね。
大人になるという中には、
何かを《続けていく》ということも、
避けては通れない道だよね。
恋愛だってなんだってそうだけど、
はじめた時は、すべてがたのしかったりもするものの、
続けていく中では、
そりゃいやなことも、やりたくないことも出てきたりして。
その時に何を感じ、
何を大切にしていくかというのは、
《どんな大人になるか》ということと、
密接にかかわってくるような気がします。
仕事でも恋愛でも、
あなたが続けていることに、
何か問題が持ち上がった時、
一体どんなことを感じて、
どんな行動を取ってきたんだろう。
よかったら、ぜひ教えてください。
3. You Learn/Aranis Morissett
収録アルバム
Jagged Little Pill
もう10年以上前、ひとりの女性から、突如放たれた、
心の中だけじゃなく、はらわたの中身まで、全部ぶちまけてしまったような。
かといって、痛みだけでなく、とてつもない人間臭さも叫ばれているような。
問題&衝撃作からの1曲。
(リンク先ではPCで試聴もできますッ)
この作品がリリースされて以降、
女性アーティストを語る時、《アラニス以前》と《アラニス以降》なんて分け方をされることすらあるくらい。
確か3000万枚とか、
とんでもない売れ方もしたんだったよなぁ。
そんなアルバム中盤で、アーシーなビートとともに演奏される、
強さだけでなく、やさしさやあたたかさも感じて大好きな1曲です。
4. Blame It On My Youth-Meditation/Keith Jallett
収録アルバム
The Melody At Night, With You
この週は、ロック系の曲を3曲かけるという、
番組としてはめずらしい構成だったんだけど、
ラストには、とてもおだやかな、
ピアノソロで奏でられるこの曲をかけました。
このアルバム、
一体今までに、何人の人に薦めてきただろう。
キース自室のピアノで録音されたというこのアルバム。
歌も入っていない、ピアノだけのシンプルなメロディだからこそ、
想起してしまう情景ってあると思います。
自然に、そして深く、自分自身と向き合う時間を作ってくれるような、
とても美しく、あたたかな曲ばかりが並ぶ、
《一家に一枚》と、協力に推薦したい名盤ですッ☆
リンク先では、PCで試聴もできるので、ぜひとも聴いて、感じてくださいッ♪
ーーーー
次回放送の番組では、
この26日に、なんと生誕100年を迎える、
ぼくが最も影響を受けたヴァイオリニストを特集します。
どうぞおたのしみにッ♪
このブログでは、
番組の中で流した大好きな曲たちを、
どんどん紹介していきますッ♪
ほとんどすべての音源は、
うちの部屋のCD棚から、スタジオに持っていったものッ☆
つまり、日々ぼくも愛聴している、
ぼくの部屋にも流れている、
大好きな音楽ばかりです。
アナタの部屋や車の中でも、ぜひ流してみてくださいッ♪
そんな新年一発目のオープニングは、
ぼくの楽曲《バラ色の薔薇》を、いっしょに聴きました。
続けてかけたのは、真冬の空気のように凛としていて、
それでいて、どこまでもあたたかな人間味にあふれた、「スティング」が歌うスタンダード。
2. My One and Only Love/Sting
収録アルバム
マイ・ファ二ー・ヴァレンタイン ~スティング・アット・ザ・ムーヴィーズ
映画《リービング・ラスベガス》のサントラとして録音されたこの曲。
池の水の波紋のように、
静かに広がっていくピアノの音色に、
スティングの歌声が重なるだけで、
その場の空気を一変させちゃうからすごいッ☆
部屋や車の中だけじゃなく、
ヘッドフォンから流れてくれば、
街の風景さえ、違って見えてくると思います。
こんな曲を聴きながら、公園を散歩してみるというのも乙だよねッ♪
むさしのFMのお膝元、井の頭公園も、
まったく違った空気に包まれるんじゃないかな。
今回紹介している彼のアルバムは、
これまでに映画に提供してきた楽曲たちを集めたもの。
もちろんあの《レオン》で流れた名曲《Shape Of my Heart》も入ってますッ♪
3.Dream is a Wish Your Heart Makes/STEVE TYRELL
収録アルバム
Disney Standards
ディズニー映画《シンデレラ》の中で歌われた名曲を、
《2007年マイブームヴォーカリスト》のひとり、
スティーブ・タイレルおじさんが、
ちょっとしゃがれた声で、
ジャジーなストリングスに伴われて歌ってます。(リンク先では、PCで試聴できますッ)
ほんと、ディズニーナンバーには、
あらがえない魅力があるよねぇ。
子どもの頃の思い出が一瞬にしてよみがえったりして。
4. 花の名/Bump Of Chicken
収録アルバム
orbital period
去年出あったJ-Popの中で、ダントツに響いてきたのが、
《続・三丁目の夕日》のCMでも流れてたこの歌です。
まるで唱歌、もしくは民謡のようにも聴こえるメロディ。
思いを乗せた言葉と歌声。
それを包むアレンジ。
すべてが素晴らしいッ!
ーーーー
これからも、素敵な歌たちをどしどし紹介していきますッ♪
アルバム購入ができるアマゾンリンクも貼っておいたので、活用してくださいねッ☆
番組、そして楽曲を聴いての感想もたのしみに待ってますッ!
《ミュージックシュタイン》放送エリア・時間一覧はこちらッ ]]>新年のメッセージをくれたみなさん、
どうもありがとうッ☆
一通一通、とてもうれしく読ませてもらいましたッ♪
年末年始の東京は、「ここまでいい天気が続いたことって、最近あったかなぁ」と感じるくらい、
おだやかだったけど、
あなたの住んでる地域はいかがでしたか?
去年のラストエントリーにも書いたとおり、
ぼくはこの年末年始を、ゆったりじっくり過ごしました。
色々な本を読んだり、
たっぷりストレッチしたり、
日記を書いたり、
部屋の中を整理したり、
たくさんのものも捨てたなぁ。
そうやって、部屋や引出しの中に、
物理的な《スペース》が広がっていくことで、
心の風通しまでよくなっていくということも、体感しました。
いやぁ、スッキリッ♪
そして、お正月といえばッ、
なんといっても《ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート》♪
今年の演奏は、ほんっっっと?に素晴らしかったッ!
これほどまでによろこびにあふれ、
微笑をたたえ、遊び心や茶目っ気もたっぷりで、
自由で優雅で気品に満ちていて、
卓越した技術と伝統に乗っ取った音楽を、
ぼくは今まで聴いたことがありません。
オープニングからずっと、鳥肌立ちっぱなしッ☆
衛生生中継の映像を観ながら、
「あ?ッ、この演奏、ウィーンで生で聴きたいッ」と、
何度も何度も感じました。
DVD
も、もちろん速攻で予約しましたッ♪
テレビといえばもうひとつ、
《プロフェッショナル》のイチロー特集もすごかったッ☆
彼には何ひとつ、《なんとなく》していることがないのッ☆
試合までの時間の過ごし方はもちろん、
今、どこの筋肉を、なぜ鍛えているのかなど、
すべてに明確な《意味》と《目的付け》を持っている。
試合中に時折見せる《ポケットキャッチ》だって、
もちろん、ただなんとなく、気まぐれでやってるんじゃないんだよねッ☆
平凡なフライが飛んできた時に、
油断して、一瞬ボールから、目を離してしまうことがあって、
そんな時も、ちゃんとキャッチすることができるように、
あえて背面という、視界の届かない場所で捕球するという練習なんだってッ♪
「しかも、このスタイルで捕球すると、お客さんもよろこんでくれるし」と話す彼。
いやぁ、脱帽。
そして彼は、インタビュー中、一度も、
「あの?」とか「え?」なんて言葉を発することがないんだよね。
番組ラストの方で流した涙についても、
もちろん、明確に答えることができると思う。
そんな彼の話声というのが、
無駄な場所に力が入っていない、
とても響くものだったというのも、実に印象的でした。
インタビューの中で一番おもしろかったのは、
「ストライクゾーンに来た玉をヒットにする技術なら、
ぼく以上って人はいないと思います」というもの。
「つまり、ストライクゾーン以外のボールに、
いかに手を出さないかというのが、
今目指していることなんです」
こうやって文字にしてみたら、「当たり前」とすら感じてしまうくらい、
こんなにもシンプルで、基本的なことについて、
今、真剣に取り組んでいるイチローという人に、
とても深く響感しました。
「シンプルが一番むずかしい」とか、
「基本にはじまり
基本に終わる」なんて言葉もよく聴くけれど、
野球にかぎらず、
音楽や人間関係、
そして《生きていく》ということについても、
色々考えてしまうインタビューだったなぁ。
とにかく刺激的な視点と言葉、そして行動てんこ盛りだったこの番組、
衛生第2テレビで、9日16時45分から、約75分にわたって再放送があるそうなので、
ぜひともチェックすることをおすすめしますッ♪
《お正月の感動と興奮》を、一気に書き連ねてしまいましたが(笑)、
今年もこのブログ、そしてホームページから、
ぼくが出会い、感じ、考えた色々をどんどん発信しながら、
《あ・な・た》とつながっていきたいと、
強く思っています。
あの時間、一言で言うと、
「めっちゃくっちゃたのしかったッ!」
同じステージに立つようになってから、まだ半年ちょっとしか経っていないにもかかわらず、
すでに絶対的な信頼関係を築けている冨士くん。
↑次々勃発するトラブルさえ、いっしょに笑えているというのが、何よりの証拠ッ
さらには、実に久しぶりに、今回、クリスマスライブに参加してくれた、
その、はずむようなポップさと、圧倒的な包容力のあるピアノに、あらためて脱帽だった田口さん、
↑その演奏を聴く度、《やさしさ》というものについて、あらためて感じ、考えさせてもらってますッ
そんなふたりとライブできたことも、とてつもなくスペシャルなことでした。
さらには、なんと言っても、
当日参加してくれた《あ・な・た》だよねッ!
アンコールで《ぼくの声が》を演奏して、「I Love You」のコーラスシャワーを浴びた後、
「また会いに来てくださいねッ」と呼びかけた時の、会場に響いた、
というか、会場を包んだ拍手、
ぼくは決して忘れません。
ほんっっっっとにしあわせだったなぁ。
ライブ冒頭の《拍手リサーチ》でも判明したとおり、(笑)
特に今回のクリスマスライブは、
はじめてライブ参加してくれたみなさんも、とても多かったんだけど、
「こんなに素敵な人たちといっしょに、ライブ空間を作ってるんだよッ」
「この人たちと、そして《あ・な・た》と、
《今》を生きてるんだよッ」と、胸を張って言えること。
それこそが、
最高のしあわせですッ☆
、参加といえば、
残念ながら、当日同じ会場では、時間を過ごすことができなかったけれど、
全国あちこちから、熱いメッセージを送ってくれた《あ・な・た》だって、
もちろんライブに《参加》してくれたと思ってるッ☆
本番に向かうぼくにとって、
メッセージをもらえるほど、心強いことはなくて、
そんな《想い》を受け取ることができたからこそ、
《つながり》を感じられたからこそ、
当日を、あのような心持ちで迎え、過ごすことができたんだからッ!
あらためて《参加》してくれた《あ・な・た》に、
心からありがとうッ!!
以前作った《歌になりたい》という歌の中で、
ーーーー
「生まれてきてよかった」と
感じる時がしあわせなんだろう
ーーーー
と歌ったけど、
あらためて、そんな《しあわせ》を実感しています。
これからも、
ぼくは、不満や憤りではなく、
《大切なもの》を通して、人とつながりながら、
生きていきたいと思っています。
そのためにも、この年末年始は、
自分の中の世界、
そして世界の中の自分について、
今まで、
現在、
これからを、
じっくり眺めながら、
今たっている座標を再認識しつつ、
未来を感じたいとも考えています。
たくさんの出会い、
感じ、考えるきっかけをくれた2007年。
どうもありがとうッ!
そして、間もなく訪れる2008年が、
ぼく、そして《あ・な・た》にとって、
出会いと気づきに満ちあふれ、
どんな時にも《希望》とともにある、
「生まれてきてよかったッ」と、何度も再認識できる、
そんな時間となりますように。
これからも、
いつまでも、
どうぞよろしくお願いしますッ!
《ライブ当日会場限定クリスマスプレゼントCDR》も、
一昨日、ついに工場から届き、
今日の午後、最終リハーサルも終え、
その後の打ち合わせ、確認事項も完了し、
あとは明日を待つのみです。
今日までに《参加表明メール》をくれたみなさん、
一通一通、メールが届く度、
本当に励まされましたッ☆
心からありがとうッ!
明日はひとりひとり、
心を尽くして迎え撃ちたいと思っています。
今までのぼくなら、
ここからぺらぺらと、あれこれ書いてたと思うんだけど、(笑)
今夜は、
明日会えることをたのしみに、
ベッドの上で、
心静かに想いをめぐらせようと思います。
明日のライブは、当日入場も可能なので、
まだ迷ってるそこのあなたも、
ぜひ、Star Pine's Cafeまで、
足を運んでくださいね。
でもその前に、みなさんに聴いてほしい、CDの数々をまたまたご紹介♪
ーーーー
1. 祈り/普天間かおり
収録アルバム
Precious
去年楽曲提供させてもらって、
テレビ番組《美の巨人たち》エンディングテーマとしても流れた
《花星賛歌》
に続き、
今月発売された普天間さんのアルバムの中の1曲に、
ヴァイオリニストとして、参加しましたッ♪
パーカッションを叩いてるのが、
古くからの音楽仲間、中北裕子ちゃんだったりもして、
彼女の叩き出すグルーブに乗って、
気持ちよく、ヴァイオリンを弾くことができました。
今まで参加した、他のアーティストのレコーディング作品の中で、
一番《情念》のこもったヴァイオリンになってると思います。
このアルバムには、あのモンパチこと、《モンゴル800》のカヴァーも入っていて、
とにかくバラエティに富んだ内容となっているので、
ぜひ聴いてみてくださいねッ☆
2. We Call On Him/エルヴィス・プレスリー
収録アルバム
クリスマス・ピース~キャロル&ゴスペル・バラード
1曲目が《祈り》というタイトルの曲だったので、
続けてゴスペルをかけました。
エルヴィスというと、
《King of Rock'n Roll》なんて、あがめ奉られちゃったりもしたわけだけど、
そもそも彼のデビューのきっかけというのは、
おかあさんの誕生日に、自分の歌を吹き込んだレコードをプレゼントしたくて、
地元のちいさなスタジオで歌ったところからなんだよね。
それが、あれよあれよという間に、
《ロックンロールの王様》なんて呼ばれることになって...。
いつも周りには、
ファンだけでなく、
わけのわからない取り巻きも含め、
たくさんの人たちがひしめき合ってるなんて状況になっちゃったんだから、
彼の心には、
単に「うれしい」ってだけじゃない、
戸惑いや猜疑心などといった様々な感情も渦巻いてたことと思います。
そんな彼が好んで歌っていたのが、
実はゴスペルだったんだよね。
世間的には《セクシャルな男》なんてレッテルも貼られちゃったりもしたエルヴィス。
彼が神と向かい合って歌う、その声は、
自分の内面と、
果てしなく遠い場所、
その両方を同時に見つめながら発せられているかのような、
なんとも言えない波長で、
ぼくの心をかきむしります。
ロックンロールのエルヴィスしか知らないなんて人にこそ、
聴いてほしい1曲です。
ちなみに、リンクを貼ったアルバムは、
彼が歌うクリスマスソングと、ゴスペルバラードをコンパイルしたもの。
今年の師走は、これで決まりでしょうッ☆
さらにディープに彼のゴスペルを聴きたいという人向けには、
↓こちらの3枚組全集がおすすめですッ♪
ピース・イン・ザ・ヴァリー?コンプリート・ゴスペル・コレクション
アルバムおすすめ度:★★★★★
3. Any Road/ジョージ・ハリソン
収録アルバム
Brainwashed
言うまでもなく、ビートルズのメンバーだったジョージ。
今から6年前の明日。
2001年11月29日に永眠した彼が、
生前最後に録音したアルバムの冒頭を飾ったのが、この曲です。
ジョージ自身、
これが自分のラストアルバムになるってことをわかっていた上で、
レコーディングにのぞんだんだよね。
ーーーー
どんな道を進んでも
やがては神の元へとたどり着く
ーーーー
と歌われるこの曲、
一体どんなメロディを想像しますか?
ぜひ、自分の耳で確かめてみてください。
きっと、いろんなことを感じるはずだから。
アルバムおすすめ度:★★★★☆
4. デスペラード/ラングリースクールズ・ミュージック・プロジェクト
収録アルバム(PCから試聴できますッ)
Innocence & Despair
前回のエントリーで《超珍盤》と予告したのがこのアルバム、
カナダの片田舎の小学校で、
特に専門的な音楽教育を受けたわけでもない、
ごくごく普通の生徒たちを集めて録音された音楽。
ギターや鈴を持った子どもたちが歌うのは、
60?70年代を飾った、
ビートルズやビーチボーイズ、
はたまたデヴィッド・ボウイの名曲の数々。
↑この選曲は明らかに、録音した先生の趣味だと思うッ★(笑)
これらの、ただただ無垢な歌声たちが、レコード盤にプレスされたのは、
きっと、生徒の卒業記念とか、
そんなきっかけだったんだろうなぁ。
つまり、《売るつもり》なんてまったくない、
ごくごく限られた枚数だけが、
身内にのみ配られたなんていうような。
ところが、そんなレコードの1枚が、
なんの拍子にか中古レコード屋さんに流れ、
たまたまそれを手に取ったラジオDJが番組でかけたところ、
大反響を巻き起こしてしまったというのがこのアルバムですッ♪
今回紹介するこの曲は、
学校のちょっとチューニングの狂ったピアノに伴われ、
(このイントロを聴いただけで、音楽室や体育館の空気を想い出すッ)
ひとりの女の子が、まっすぐに歌っています。
これがすごいのよッ!
冒頭の「Desperado?♪」って歌いだしだけで、
涙と鳥肌が同時に押し寄せてくるようなとてつもない感動ッ!
まさに《無の境地》の歌声です。
ちなみにこの演奏、
映画《イン・アメリカ》の中でも流れてたんだけど、
この作品も、
忘れること、
自分を許すこと、
願うことなど、
いろんなテーマを持った、本当にいい作品でした。
アルバムおすすめ度:★★★★☆
ーーーー
それでは、行ってきま?すッ☆
《ミュージックシュタイン》放送エリア・時間一覧はこちらッ ]]>先月末の銚子から、
今月の水戸、福島、福岡での《講演ライブ》を終え、
ついに開催まで一ヶ月を切った、
《ザ・クリスマスショー2007》
の《会場限定クリスマスプレゼントCDR》制作に入り、
いよいよ頑張りどころという時に、
軽?く風邪をひいてしまいましたッ★(苦笑)
あッ、もう復活に向かってるのでご心配なくッ♪
そんな風に、
ちょっぴり体調がくたびれ気味の時にこそ、
《いい音楽》を流しながら、
部屋でのんびりくつろぎたいよねッ♪
ということで、
すっかり更新が遅れてしまいましたが、
番組で紹介した、
乾いた部屋の空気をやわらげてくれる
《初冬の音楽たち》を掲載しますッ☆
ーーーー
《ミュージックシュタインCDガイド ?07年11月第2週放送分?》
この週は、先月末におじゃました《講演ライブ@銚子市立第六中学校》についても、
熱く熱く語りましたッ☆
1. What Love Can Do/ブライアン・ウィルソン
以前このブログでも紹介した
アメリカのスーパー《ターゲット》限定で発売されているアルバム、
《New Music From an Old Friend》に収録された1曲。
今年6月、番組でも紹介したところ、
この間、常連リスナーさにぼーが、
なんと、このアルバムを半年かけて入手したと、
びっくり報告をくれましたッ♪
そんな風に、電波に乗ったメロディを心に止めてくれたこと、
《ラジオ人》として、何よりうれしいッ☆
この歌は、そんなさにぼー一番のお気に入りだとか。
ビーチボーイズの中心人物でもあるブライアン・ウィルソンお得意のコーラスワークに、
この楽曲を共作している、ぼくも大尊敬の作曲家、
カーペンターズの《Close To You》や、
80年代に、エイズ撲滅チャリティーソングとして発表された、
ディオンヌ&フレンズ(ディオンヌ・ワーウィック、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト)の《愛のハーモニー》はじめ、
数々の名曲を生み出してきた、バート・バカラックの、
極上のメロディーセンスも加わった、
まさに無敵の1曲ッ♪
《ターゲット》限定販売なので、
アマゾンリンクが貼れないことが、とても残念ではありますが、
機会があれば、ぜひゲットして聴いてみてくださいッ☆
アルバムおすすめ度:★★★★☆
2. Saddonly I See/KTタンストール
収録アルバム
アイ・トゥ・ザ・テレスコープ-スペシャル・エディション(DVD付)
映画《プラダを着た悪魔》でも取り上げられ、大ヒットした軽快な楽曲ッ♪
彼女のライブは、
ギターを叩いたりした音をその場でループしたりして、
弾き語りというよりは、
あたかも《即席バックトラック》を構築しながら展開させていくようなものだそうで、
ぜひ一度、生で観てみたいと思ってるんだよなぁ。
アルバムおすすめ度:★★☆☆☆
3. Ben/マイケル・ジャクソン
収録アルバム
ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジャクソン5/ジャクソンズ
何年か前、確かドラマの主題歌にも使われてたよね。
いいんだよなぁ。子どもの頃のマイケルの歌ッ♪
今回、銚子、水戸の中学校、
さらには福岡の高校と、様々な学校におじゃまして、
みんなのまっすぐさに、何度も何度も感動したんだけど、
このマイケルの歌にも、
まっすぐ前を見つめる、澄んだ瞳を感じてしまいます。
すでに
《前のめりッ》
でもレポされているとおり、
数々のうれしい再会もあった福島、
そして、先生と生徒との《響き合い》も、至るところで感じた、
福岡県立《ひびき高校》での
講演ライブ
どちらも忘れられない時間となりました。
掲示板
には、この2箇所だけでなく、
水戸からの感想かきこが今でもよせられていて、
本当に本当にしあわせですッ!
あさっての番組収録では、
そんな《秋の講演ライブツアー中盤戦》の話もしたいと思ってるんだけど、
まずは、アップが遅れてしまっていた、11月第1週分の《CDガイド》、
さっそくいってみたいと思いますッ☆
ーーーー
《ミュージックシュタインCDガイド ?07年11月第1週放送分?》
この週は《秋に聞きたいアコースティックな曲》ということでお送りしましたッ♪
1. 恋するチャック/リッキー・リー・ジョーンズ
収録アルバム
浪漫
《アコースティック》というと、
すぐに《癒し》なんて言葉と結び付けられて、
ただ単に、耳ざわりがよくて、
毒にも薬にもならないようなものも多かったりするけど、
この曲はそんなこと、まったくありませんッ♪
すこぶる奔放で、気が強そうな歌声は、
ちょっぴりひねくれてて、
それでいて、ものすごく洗練されてて、
イントロのフレーズだけで《名曲オーラ》出まくりの絶品ッ♪
こういう歌を歌うおねぇさんに恋しちゃったら、
翻弄されるんだろうなぁ。きっと。(笑)
アルバムおすすめ度:★★★☆☆
2. ブレープフルーツムーン/トム・ウェイツ
収録アルバム
クロージング・タイム
この間、ものすごく久しぶりに、
高校時代の同級生と飲みました。
あの頃は、ぼくと同じ、ヴァイオリンを演奏していたけれど、
大学からは別の道に進み、
「忙しくて、なかなか楽器弾ける時間がなくてさぁ」なんて笑いながら、
家族の話をしてくれる彼。
同級生って、ほんとに独特のグルーブがあって、
何年会ってなくても、
「久しぶりッ」の一言だけで、
空白だった時間を飛び越えられちゃうんだよね。
この間、講演ライブで銚子におじゃました時も、
控え室の外の廊下では、
中学校OBたちの《再会の声》が、何度も響いてたんだけど、
ほんと、いいものだったよなぁ。
10代の頃、純粋に《同じ時間》を共有できたともだちと、
離れていても、同じ時の流れに身を置いていたことを確認しつつ、
お互いのかかえている《今》を語り合えた、
本当にたのしくて、かけがえのない時間でした。
そんな再会の後、ほろ酔いの帰り道に、
思わず口ずさみたくなっちゃうのがこの曲。
ピアノを中心とした、簡素な、でも素晴らしく味わい深いオーケストラをバックに、
トム・ウェイツが、実にシブい喉を聴かせてくれます。
その歌には《ひとりぼっち感》がただよってるんだけど、
これが、ちっともさみしくは感じないんだよね。
アルバムおすすめ度:★★★★★
3. Lady O/ジュディ・シル
収録アルバム(PCのみ試聴ありッ)
ジュディ・シル
突然だけど、
《孤独》と《さみしさ》って違うものだよね。
どちらも《ひとり感》ただよう言葉だけど、
自分の内側に向かって、解決への鍵を探している《孤独》に対して、
《さみしさ》というのは、自分の外側に目が向いてしまっている、
そんな状態のような気がします。
そして、生きていく中で、
成長するために、
自分自身とじっくり向き合う《孤独》な時間は必要だと思います。
決してメジャーな存在ではないけれど、
自ら歌を作り、
アレンジも手がけ、
クラシックとも、フォークとも違う、
ものすごく繊細な世界を響かせてくれる彼女の歌を聴いていると、
「このオーケストレーションを編み上げている時間、
きっと、彼女は孤独だったんだろうなぁ」なんてことも感じてしまいます。
でも、自分自身と静かに向き合いながら、
頭の中で鳴り響く旋律を、
ひとつひとつていねいに、楽譜へと落としていく。
そうやって完成したスコアが、
オーケストラメンバーの手によって、実際に演奏され、
空気を振動させた瞬間の《至福》というのも、
孤独な時間を過ごしたからこそ、味わえるものなんだよね。
秋の夜長、彼女が遺してくれた音楽を聴きながら、
そんなあれこれに想いをはせてみるのも、
いいものだと思います。
アルバムおすすめ度:★★★★☆
♪彼女が遺した2枚のアルバムと、デモやライブ音源をパッケージした2枚ぐみはこちらッ
アサイラム・イヤーズ
4. ショパン作曲ピアノ協奏曲第一番ホ短調より第二楽章
/クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ・指揮)・ポーランド祝祭管弦楽団
収録アルバム
ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
《究極のアコースティックサウンド》といえば、やっぱりクラシックでしょう。
そんなクラシック音楽の中でも、
最近ぼくが、最も衝撃を受けたのが、
《ショパンコンクール》に優勝したピアニストが、
ショパン生誕の地、ポーランドで、自ら組織したオーケストラを、
ピアノを弾きながら指揮したこの演奏です。
《素晴らしい音楽はジャンルを超える》
というのが、ぼくの持論なんだけど、
まさにこの演奏は、
ショパンへの限りない愛情とともに、
胸の中には鮮やかな映像が広がっていく、
《ジャンルも時間も国境も越えた名演》だと思います。
自分の理想の音楽を完成させるために、
オーケストラまで組織して、
ピアノを弾きながら、
時には首を振ることでオーケストラを指揮するツィマーマンのピアノは、
ぼくの中にあった《ピアノ演奏》の概念を、
根底から塗り替えてくれました。
ほんのちょっとの衝撃で、
あっという間にこわれてしまいそうなハーモニー。
それは、ポーランドの冷たい空気と、
人肌のぬくもりを同時に感じる世界の中で、
ていねいにていねいに、奏でられて。
「二度と戻らない時間だからこそ、愛しくもある」
そんなことも感じてしまう、
《人生の1枚》と言っても過言ではないアルバムです。
アルバムおすすめ度:★★★★★(文句なしッ)
ーーーー
気がつけば、
もう11月も半ば。
ということは、
《ザ・クリスマスショー2007》
まで、あと約1ヶ月ってことなんだよねッ!
実は現在、
《当日限定クリスマスプレゼントCDR》に入れる新曲を作っています。
これが孤独な作業なんだッ★(苦笑)
でも、
当日みなさんに聴いてもらえることをたのしみに、
完成にこぎつけたいと思っています。
ライブチラシも、
こちら
から、ダウンロードしてもらえるようになったので、
どんどん宣伝しまくってもらえたらうれしいですッ!
残念ながら、当日参加できないなんてみなさんも、
ぜひ、チラシを使って、
東京近郊に住んでる知り合いに、
ライブの存在を広げてねッ!
まだ緞帳の下がったステージに、ギタリスト、冨士くんとともに上がり、
本番前の最終セッティングをしていたら、
幕の向こうから、
「パンパンパンパンッ」と手拍子がッ!
次第に体育館全体に広がって、
飽和するようにバラけたかと思えば、
ふたたび「パンパンパンパンッ」と、響きはじめるその《エネルギー》を感じちゃったもんだから、
んもう、こちらのボルテージも上がりっぱなしッ!
《バラ色の薔薇》冒頭のヴァイオリンソロを弾きはじめた瞬間から、
アンコールを終え、ステージを降りるまで、
一気に歌い、弾きまくりました。
まさに、みんなとともに過ごした《生きている時間》だったなぁ。
今までも、何度も感じてきたことだけど、
楽曲、そしてライブというのは、
空気を伝い、聴衆の中に響いていって、
はじめて完成するもの。
あらためて、頭ではなく、《本番》の中で、
強くそれを感じられたことは、
ぼくにとって、かけがえのない財産となりました。
掲示板
にも、たくさんのまっすぐなメッセージをもらい、
ほんとうにしあわせですッ!
みんなと過ごし、響き合った時間は、
あさって8日におじゃまする福島、
10日の福岡、
そして、今月29日の群馬と30日の三重、
さらには
《ザ・クリスマスショー2007》
の中でも、
思いっきり、活かしていきたいと思っています。
ほんと、ひとつひとつの出会いが、
支えであり、
誇りなんだよね。
ぼくに《生きている実感》をくれるのは、
みなさんです。
《前のめりッ》
にて、マネージャー☆ナカジまが、写メールレポしてくれてるように、
今回は、銚子のみなさんとの出会い・そして響き合いに加え、
前代未聞の事件が勃発ッ★
詳しくはこちらからどうぞッ!
《Prev》で少し前に戻って、時間経過を追って見てもらえると、
より緊迫感(?!)が伝わってくると思いますッ♪(笑)
そんな銚子での出会いについては、
次回の収録で、話したいと思っていますッ♪
さて、今週の放送では、
同じく《前のめりッ》にて、少し前にレポされている、
《Seeing is Believing》の親善大使、マイルスさんとの出会いについて、
熱く熱く語りまくりましたッ☆
ーーーー
《ミュージックシュタインCDガイド ?07年10月第5週?》
1. 蘇生/Mr. Children
収録アルバム
It's a wonderful world
21歳で視力を失い、
50歳を過ぎてから、
たったひとりで超軽量飛行機を操縦して、
副操縦士のナビの声だけをたよりに、
イギリス海峡横断を成し遂げたマイルスさん。
紹介した、《蘇生》の中で、くり返し歌われる、
「何度でも何度でも ぼくは生まれ変わっていける」
というフレーズの意味をまさに実感する
《夢を成し遂げた人の言葉》がぼくにはとても響きました。
それにしても、好きなんだよなぁ。ミスチル。
桜井さんの生み出す楽曲ももちろんなんだけど、
ぼくはこのバンドの《歌いまくったドラミング》に、ものすごく惹かれます。
ドラムからたたき出される、ひとつひとつの音から、
「オレはこの歌が、大好きなんだ?ッ」という叫びまで、いっしょに聴こえてきそうでねッ!
次に彼らの楽曲を聴く機会があれば、ぜひドラミングにも注目してみてくださいッ♪
アルバムおすすめ度:★★★★☆
2. Come Fry With Me/フランク・シナトラ&ルイス・ミゲル
収録アルバム
Duets II
最晩年のシナトラがリリースした、
様々なアーティストとのデュエットアルバムパート2からの、
まさに空高くまで飛んでっちゃいそうな、伸びやかな楽曲です。
ちなみにほかのデュエットパートナーは、
ぼくが、「好きな女性ロックヴォーカリストは?」と尋かれたら、真っ先に名前を挙げる中のひとり、
プリテンダーズのクリッシー・ハインドや、
ボサノバの父、アントニオ・カルロス・ジョヴィン、
女性ソウルヴォーカリストの草分けのひとり、グラディス・ナイト、
さらにハーモニカでは、スティーヴィー・ワンダーまでッ♪
そんなみんなが、
全盛期とは一味違う、
シナトラの味わい深い、
枯れたヴォーカルとからんでます。
アルバムおすすめ度:★★★☆☆
U2のボノや、グロリア・エステファンが参加した、シリーズパート1はこちらッ♪
Duets
3. Free As a Bird/ビートルズ
収録アルバム
アンソロジー(1)
マイルスさんが大冒険をはじめるきっかけとなったのは、
お兄さんの存在が、とても大きかったそうです。
やはり、若い頃に視力を失ってしまったお兄さんが、
ヨットを操縦して、様々な航海をしていることに刺激を受けて、
彼も、大空への夢を、ふくらませていったんだとか。
こんな風に、お互いを刺激し合える《仲間》というのは、
本当にありがたいよね。
何かをいっしょに《続ける》ということは、
決してきれい事だけではいかないし、
難しいことも多いとは思うけど
若い頃からずっといっしょにやってきた仲間との間にも、
特別なつながりが生まれていくものだよね。
リバプールで、大きな夢とともに結成されたビートルズは、
結局解散してしまい、
その後も色々と、ドロドロしたニュースが報じられたりしたこともありました。
ところが、20生気も終わりに近づいた頃、
《奇跡の復活作》として発表されたのが、
《鳥のように自由に》というタイトルを冠したこの曲。
すでに亡くなっていたかつての仲間、
ジョン・レノンの声に、
歌や演奏をかぶせていった、残りのメンバーたち。
一体みんな、
どんな想いとともに、演奏してたんだろう。
そんなことを考えながら聴くと、
さらに味わい深く響いてくるんだよなぁ。
アルバムおすすめ度:★★☆☆☆
4. I Believe I Can Fry/Rケリー
収録アルバム
グレイテスト・ヒッツ・コレクション:Volume1
「ぼくは飛べる」
「ぼくは飛べるんだ」というフレーズが、
はじめはまるで、自分自身に語りかけているような、Rケリーひとりの声で、
最後には、
大勢の男女のコーラスとともに高らかに。
何度も何度もくり返し歌われる名曲です。
この曲、バスケットボールのスーパースター、
マイケル・ジョーダンも出ていた映画の中でも流れてたんだけど、
「私は何本も、シュートを決めてきたけれど、
その何倍も失敗してきた」という彼の言葉も、
シンプルだけど、深いものだよね。
あのイチローだって、
ヒットを打つ確立は、3割5分。
つまり、6割5分はアウトになってるわけだよね。
ぼくがバッターボックスに立ったとして、
ヒットを打てる確率なんて、
彼よりずっと低いと思う。
仮に、それが2割だったとしたら、
ぼくは10打数2安打よりも、
1000打数200安打の2割打者になりたい。
何度アウトになろうとも、
バッターボックスに立ちつづける、
そんなふうになりたいなと、
この歌を聴きながら思いました。
アルバムおすすめ度:★★☆☆☆(曲単体なら文句なしで満点ッ)
ーーーー
マイルスさんという、
《夢を成し遂げた人》の話を実際に目の前で、
《ライブ》で聴けたことは、
ぼくにとって、予想以上の刺激となりました。
彼が話していた、
「夢を持つこと」
「それを実現するんだと、強く決断すること」
「ひたすら続けること」
「そして、とにかくそれをたのしむこと」
より具体的な夢に向かって、
ぼくも実行していきたいと思いますッ☆
まずは来週の、《講演ライブ@水戸》だッ!
水戸のみなさんッ!
会えることをたのしみにしていますッ☆
ぼくがパーソナリティを担当しているラジオ、
《増田太郎ミュージックシュタイン》
では、
On Air している曲のほとんどが、
うちのCD棚からスタジオに持ち込んだ、
大好きなアルバムの中の1曲なので、
《ミュージックシュタインCDガイド》として、
番組が続くかぎり、(笑)
掲載していこうと思っています。
そもそものきっかけは、
今回紹介する1枚について、
「アマゾンリンクを貼って、ブログにアップしておきますね」と、
収録の中で口走ってしまったことッ★
でも、いざ原稿を書きはじめてみたら、
ラジオだけでなく、
ここでも大好きな音楽について話せることを、
想像以上にたのしんでますッ♪
放送エリア県外のみなさんにとっても、
↑って、こっちの方がほとんどだとは思うんだけど、(笑)
番組のエッセンスともども、
味わってもらえたらうれしいです。
それでは、さっそくいってみようッ☆
ーーーー
《ミュージックシュタインCDガイド ?07年10月第4週放送分?》
この週はズバリ、
《最近お気に入りのアルバムから》という内容で話しました。
まずはこの作品からッ♪
1. Rehab/エイミー・ワインハウス
収録アルバム
バック・トゥ・ブラック(期間限定特別価格)
《ザ・クリスマスショー》でも共演する、
ギタリストの冨士くんとぼくの音楽の趣味は、かなり近いんだよね。
エリック・クラプトンの歌は好きだけど、ギタープレイはあまり好きじゃないとか。(笑)
そんな冨士くんもおすすめの1枚。
彼女の歌声を最初に聴いた時は、
かなりぶっ飛びました。
ローリン・ヒルにも通じるような、
野太いヴォーカル、
曲によってはちょっぴりコミカルにも聴こえてくる、
60年代スパイ映画のサントラにもありそうな、バックトラック。
そして、ここで歌われている内容は、
「みんなはリハビリに行けって言うけど私はノー、ノー、ノー♪」というような、
すさまじいものッ★
実は、彼女の素行は、かなりの《不良》らしく、
お酒は底なしだわ。
↑なんてったって、名前が《ワインハウス》だもんなぁ。(笑)
コンサートのドタキャンもしょっちゅうやらかすわ。
滞在先のホテルで夫と乱闘するわ...。
さらには昨日のネットニュースによると、
もっと過激なものを持ってて逮捕されちゃったとか。
でも、なのに、
歌声はほんっとに素晴らしいんだよなぁ。
今ぼくが、生で歌を一番聴いてみたいアーティストかも。
いつか無事に来日して、
ちゃんとコンサートやってくれたりしないかなぁ。
おすすめ度:★★☆☆☆
2. I Really Want You/ジェームス・ブラント
収録アルバム
オール・ザ・ロスト・ソウルズ
去年、《You're Beautiful》が大ヒットして、
ドラマの挿入歌としても使われたり、
今でも車のコマーシャルで流れてたりする彼が、
この秋発売した2枚目のアルバムの中で、
ぼくが一番すきなのがこの曲。
彼が以前、
NATOの兵士として、コソボに従軍していたというのは有名な話だけど、
様々な場面で《生と死》を体感している歌声は、
本当に切実な叫びのようです。
ぼくは1枚目より、
今回のアルバムの方がずっと好きだなぁ。
おすすめ度:★★★☆☆
3. 美女と野獣
4. 星に願いを/スティーブ・タイレル
収録アルバム(試聴できますッ)
Disney Standards
前回のエントリーで、クリスマスソングを紹介したタイレルおじさんが、
ダンボやシンデレラから、
ターザンやトイストーリーまで、
新旧ディズニー映画の名曲たちを、
次々歌うアルバムから、2曲紹介しました。
これがいいのよッ!
ぜひリンク先から試聴することをおすすめしますッ♪(PCのみですが)
彼が歌う《星に願いを》から想起する《願い》って、
「●●になれますように」とか、そういったたぐいのものではなくて、
「これからも、つらいことも、悲しいことも起こるとは思うけど、
そんな時も、希望を持って生きていけますように」という《願い》のように、ぼくには聴こえます。
大人になっても、
大人だからこそ、
《願い》とともに、生きていきたいよね。
ーーーー
ということで、
来週からは、週に一度の更新を考えています。
ここで紹介したアルバムを聴いての感想なんてもらえたら、
とてもとてもうれしいですッ!
今度の火曜日には、
次回分の収録もひかえているので、
どんな話をして、どんな曲をかけようか、
今から考えたいと思いますッ♪
そして来週は、
いよいよ《講演ライブ@銚子》だ?ッ!
さぁ、気合入れていくぞッ!!
それではまた次回ッ☆
《ミュージックシュタイン》放送エリア・時間一覧はこちらッ ]]>