2006年9月アーカイブ

本番から、もう10日以上経っちゃったッ★
遅れてごめんッ!
 
 
行ってきました石川県ッ!
今回は高校での講演ライブだったんだけど、
なんと、市内の文化会館を借り切って、
2学期の始業式の後、増田太郎ライブを開催するという、
実に《粋》な学校でしたッ☆
 
リハーサルも終えて、控え室で本番の準備をしてたら、
天井に埋め込まれたスピーカーから、
始業式の様子が流れてきました。
そしたら、
「1学期は遅刻が多かったことが、先生はとっても残念です」というフレーズがッ★
こういうの、な?んかなつかしいよねぇ。(笑)
 
それにつづいて、
「女子の征服のスカートが、どんどん短くなってるッ」
「男子のズボンのはき方が、どんどんだらしなくなってるッ」
怒ってるっていうよりも、
言葉の端々から、生徒のみんなへの愛情が伝わってくる感じで。
対するみんなも私語もせず、
先生の言葉に、静かに耳を傾けていて、
なんともほほえましいんだよねぇ。
 
今回おじゃました高校、
先生と生徒のみんなとの距離感が、
とても絶妙だなって感じました。
 
 
ライブがはじまってからは、まずは2曲、ガツ?ンと演奏ッ♪
ほら、「講演」とかいうと、寝る姿勢に入るヤツいるじゃないですか。
昔のぼくみたいに。(笑)
だから、まずはガツンとね。
 
そうやって、音楽でコミュニケーションしておいてから、
あらためて、「こんにちはッ」とごあいさつ。
さっそく、講演ライブ名物、《拍手リサーチ》へ。
 
今回は、3年生がステージに一番近いところに座ってて、
男女比も半々だったなぁ。
ひとり、3年生の女子に、とっても元気に手を叩いてくれる子がいて。
こういう拍手の表情を感じるのは、
実にたのしいものです。
 
せっかくなんで、
「なんか女子は、スカート短いんだって?
自分でも、スカート短いなって思う人ッ」と、
さっき仕入れた《ネタ》で拍手をうながしてみたんだけど、
誰も手を叩かないの。(笑)
ズボンをだらしなくはいてる男子も、
自己申告はゼロでした。(笑)
 
 
こんな風に、講演ライブで、小学校から大学まで、
いろんな学校におじゃまして、強く感じるのは、
ぼくが学生の時って、
《違う世代》の人たちと、出会う機会が少なかったなあ、ということ。
 
そしてこの《異世代交流》っていうのは、
お互いにとって、とても大切だと思うんだよなぁ。
 
同じ世代の人たちとばかりつき合っていると、
どうしても、価値観や視野が限定されちゃうんだよね。
学生の頃、「悩んじゃって、どうしていいかわからなかった」状況も、
20代、30代になって振り返ってみると、
あの頃より、ちょっぴりおおらかな心持ちで、向かい合えるってこともよくあるし。
 
今回、ステージと客席という形ではあったけど、
高校生のみんなより、ちょっぴり先に生まれた人間として、
一方通行ではない、《異世代交流》みたいなものができたらいいなと思ってました。
彼らにとっては、ぼくもひとつの《おとなのサンプル》なわけだもんね。(笑)
 
 
そんな意味でも、
今回、先生のはからいで、
講演ライブ本番を終えた後に、
生徒の有志のみんなと、懇親会をすることができたのは、
とてもうれしかったッ☆
 
やっぱりみんな、ホールの客席に座ってる時よりリラックスしてて、
色々質問なんかもしてくれたりして。
《拍手リサーチ》の時に、とっても元気に手を叩いてくれた、3年生の女の子とも、
おしゃべりすることができました。
彼女はバンドを組んでいて、ギターとヴォーカルをやってるんだとか。
学園祭でも演奏するって言ってたなぁ。
こんな風に、素顔のみんなと話できることも、講演ライブの醍醐味です。
新ギタリスト、トーマスも、みんなに大人気でしたッ。
 
 
そしてそして、
もうひとつの《おたのしみ》といえば、
やっぱりその土地でしか食べられない、食材やお料理ッ♪(笑)
 
今回出かける前は、
「石川県っていうと、やっぱり魚だよねぇ。
でも、季節が季節だけに、旬じゃないかもね」
なんて話をしてたんだけど、
これがねぇ、
思わぬところに感動が待ち受けていましたッ☆
 
それは《加賀野菜》!
特に《金時草(きんじそう)》っていう、
ちょっとねばねば系の、歯ごたえのある野菜には、
もんのすご?く感激したなぁ。
 
本番を終えて、
まだ気持ちが高揚していて、体はちょっぴりくたびれてて、
それでも充実感と充足感にも包まれてる中で、
まずはビールで乾杯。
その後食べた、《金時草》は、
なんていうのかなぁ。
もんのすご?く、「ほっ」とする味でした。
ほんと、泣きたくなっちゃうくらい。(感涙)
 
「好きな食べ物は」と尋かれた時、
「《体に悪そうなもの》はたいてい好きです」なんて答えているぼくだけど、
こういう風に、野菜に心から感動できる自分に、
「オレもおとなになったなぁ」なんて、
不意に思ったりなんかして。(笑)
 
 
さらにさらに、
もうひとつのおたのしみッ☆
 
東京に戻って、
真っ先に部屋のパソコンの電源を入れて、
メールボックスをチェックしてみたら、
すでにみんなからの《感想メール》が続々と届いていて、
これもほんっとにうれしかったッ!
 
特に、ライブ当日、
学校から帰って、
昔習っていたヴァイオリンを、
ひさしぶりに弾いてみたという、男の子からのメールはうれしかったなぁ。
「レッスンを受けていた時には、
《感情を込めて弾く》って、どんなことだかわからなかったけど、
今日わかりました」という一文には、
こういう活動を続けてきて、本当によかったと、
あらためて強く感じたし、
ぼくの方こそ、
ものすごいエネルギーをもらうことができました。
 
こんな風に、
みんなが
メール

掲示板
を通して送ってくれた感想から、
たくさんの、暑くまっすぐなメッセージを受け取ることができました。
いやほんと、
その日は朝4時半から、すでに20時間くらい起きてたはずなのに、
興奮して、眠気が吹き飛んじゃったくらい。(笑)
みんな、ほんっとにありがとうッ!
 
他にも、
ヴァイオリンに興味を持ってくれた人たちがけっこういて、
これもうれしかったなぁ。
 
これからも、
岡山、広島、静岡...と、
まだまだ
講演ライブ
は続くので、
どんな出会いが待ち受けているか、
ほんとにほんとにたのしみだッ☆

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