2005年6月アーカイブ

昨日の《ライブ@KDDI DESIGNING STUDIO》に参加してくださったみなさんッ♪
たのしい時間をありがとうございましたッ☆

一部では「雨男」なんて、
まことしやかにささやかれることもある、
自称「晴れ男」のぼくですが、
昨日は面目躍如ッ♪

いいお天気の中、
ライブ会場に出かけられるというのは、
やっぱりすこぶるいい気分でした。

ところがッ!
会場入りしてすぐに暗雲が...。

こちらで持ち込んだ機材にトラブルがあって、
サウンドチェックが思うように進められず、
おまけにお腹もどんどん減ってきて、
次第にいらだつぼく。

そんな時も、
周りのスタッフは、
落ち着いて、
的確に作業してくれて、
なんとか開場時間ギリギリに、
リハーサルを終えることができました。


無事、あたたかい食べ物にもありつけて、
はじまったライブ。
これが、とてもたのしかったッ☆

特に昨日は、
思いっきり全身を使ってヴァイオリンを弾くことができて、
ほんと、心地よかったんだよなぁ。

最初のMCゾーンでは
本日の最大の関心事のひとつ、
《ゆうゆうワイド》

《6 Sense》
での告知を聴いて、
会場にいらしてくださったみなさんがいるのかどうか、
かなりドキドキしながら、呼びかけてみたんだけど、
両番組とも、
ちゃんと拍手が返ってきて、
これはかなりうれしかったなぁ。

あらためて、
出会いのきっかけをくださった、
ふたつの番組の関係者のみなさんに感謝すると同時に、
こうしてせっかく出会えたことを、
これからも大切にしていきたいなと思った瞬間でした。

そして、
「番組聴いて八王子から来ましたッ」って声が、
客席から飛んできた時には、
ぼくだけじゃなく、
いつもいつも応援し続けてくれている、
ライブ常連組のみなさんの顔も、
パッと笑顔になったのが見えた気がして、
二重にしあわせを感じてしまいました。

出演した、ふたつの番組に続き、
この日もギターを奏でてくれた鈴木さんの音も、
本当に心地よくて、
ともに音楽を奏でられるよろこびを、
たくさん感じながら歌うことができました。

会場のみなさんの拍手や笑い声もいっぱい聴けて、
なんだかとってもしあわせだったなぁ。


終演後には、
昨日ついに発売となった、ぼくのミニアルバム、
《いまベスト!》
の、物販コーナーにも、
たくさんの人に並んでいただけて、
これまた、とてもうれしかったッ☆

最近あちこちで歌わせてもらった後、
「まとめて歌を聴きたい」と言ってくださる方がとても多くて、
でも、そういった作品がなく、
もどかしい気持ちでいたんだけど、
試行錯誤をくり返しながら、
数ヶ月かけて録り続けた、
大切な楽曲たちを、
やっと、ひとつの形として、
まとめることができました。

この歌たちが、
色々な場所から流れはじめるところを想像するのは、
なんとも言えずしあわせだなぁ。

昨日のライブの感想ともども、
みなさんの毎日の中に、
どんな風に響いていったのかということも、
教えてもらえたらうれしいです。


次回のライブは、
7月14日(木)、
やはり原宿の、
《スパイラルカフェ》
での開催です。

この夜は、
《いまベスト!》でも、
素晴らしいピアノを響かせてくれている、
加藤景子さん
とともに展開させる、
「お・と・な」な雰囲気のものになる予定ッ♪

ちょっと遅めのスタートだけど、
お誘い併せの上、
参加してもらえたらうれしいですッ☆


昨日のライブ開催にあたっては、
TFM音楽出版、
そして、
KDDI DESIGNING STUDIO
のみなさんに、
とてもとてもお世話になりましたッ☆

ぼくらが少しでも演奏しやすいようにと、
本当に細やかで、
あたたかい心配りをしてくださり、
感謝しています。
歌い終えて、
笑顔のみなさんと握手できたこと、
とてもうれしかったです。

さらにッ!
《Mプロ!今日も前のめりッ》
にも登場している、
昨日大活躍だった加藤さんッ☆(ピアニストとは別人ッ(男性))
様々な局面で機転を利かせ、
明るく、迅速に対応してくださり、
本当に、
色々とたすけていただきましたッ♪
終演後の音楽談義もたのしかったですッ♪

そしてそしてッ!
大切な時間を割いて、
会場にいらしてくださったみなさんッ☆
いっぱいいっぱいありがとうッ!


今週は、2本のラジオ出演やライブと、
けっこう盛りだくさんな一週間だったけど、
そんなひとつひとつと取り組む中で、
あらためて、
とてもたくさんのみなさんのおかげで、
こうして歌っていられるんだということを感じながら、
過ごすことができました。

お会いしたり、
直接言葉は交わしていなくても、
様々な場所から想ってくださっているみなさんがいることも、
何度も何度も感じられた、
とても充実した、
しあわせな一週間でした。

よ?し!
まだまだ歌うぞ?ッ♪


ーーーー

♪ 演奏曲目 ♪

1. ホーボーブルース
2. ぼくらだけにわかること
3. 迎えにいくよ
4. あの星の友人
5. 魔法の白い羽根
6. ぼくにはきみがいる
7. バラ色の薔薇

with 鈴木浩克(G)
2005/06/18 @KDDI DESIGNING STUDIO

今日も4時半起きで、
半蔵門のTOKYO-FMへ。
七尾藍佳さんがパーソナリティーをつとめる
《6 Sense(シックスセンス)》に生出演ッ☆

はじめて「ななおあいか」という名前を聴いたのは、
2年前のお昼のラジオだった。

いつも、そのプログラムを担当している人が休暇中で、
そのピンチヒッターとして、
しゃべっていたのが七尾さんだった。

とても落ち着いた声と語り口で、
一聴して「頭よさそうッ」って思ったのを覚えている。
ほんと、
《声の印象》ってあるよねぇ。

ちなみに、
自分がしゃべってるのを聴くと、
いっつも「せっかちだなぁ」と思ってしまう。

話を戻すとッ☆
番組が、ニュースにさしかった時だった。
七尾さんとは別のアナウンサーが、
ちょうどアメリカ軍が、
攻撃するかしないかって頃のイラク情勢をはじめ、
ひととおりの原稿を読み上げた後、
ニュースのBGMが流れたままの状態で、
ふたたびマイクが七尾さんに戻ってきた。

「実は今週末、
OO日の**時から、
日比谷公園で、
イラク攻撃を考えるイベントがあります。
私も行こうと思ってます」

「みんなで戦争反対集会に行きましょう」でも、
「どうかみなさんも考えてください」でもなく、
「私は行きます」、とだけコメントする七尾さん。
その姿勢に、
ぼくは一発でヤラレてしまった。

そして「ななおあいか」という名前は、
ぼくの中に強烈にインプットされた。

その日から、
ラジオが聴ける時は、
ひとつひとつのコメントをたのしみに、
チューニングを合わせてたんだけど、
翌週には、
休暇を終えたナビゲーターが戻ってきて、
彼女の声は聴けなくなった。


それからしばらくして、
TOKYO-FMの朝のプログラムで七尾さんの声と再会した時は、
本当にうれしかった。

早朝からのプログラムだから、
毎日欠かさず聴いてたわけではないけれど、
放送時間と出かける支度が重なっていた時には、
ニュースのコメントにうなずいたり、
紹介される音楽に聴き入ったり、
はたまた占いの結果に一喜一憂したりしながら、
番組をたのしんだ。


そんな七尾さんがパーソナリティーをつとめる、
《6 Sense》
への出演が決まったのは、
先週に入ってからのことだった。

18日の
《ライブ@KDDI DESIGNING STUDIO》
でもお世話になる、
TFM音楽出版のみなさんのご尽力で、
急遽、出演させていただけることが決まった時から、
ぼくはこの日をたのしみにしていた。


はじめてお会いした七尾さんは、
思ってたよりも、やわらかな印象だった。
ラジオでは、
とにかく《才女》ってイメージが強かったけど、
「もしかして、
けっこうおっちょこちょいなところもあるんじゃないのッ?!」って、
感じてしまったのはなぜだろう?(笑)

本番前、
コマーシャルが流れているスタジオでは、
現在、七尾さんが執筆中の本のタイトルについての話で盛り上がった。

番組や、
彼女のブログ
で、
「タイトルが決められないッ」みたいなことを言ってたんだけど、
この気持ち、
ほんっとによくわかるッ★
ぼくもタイトル決めは、
もんのすご?く苦手だから。

歌詞の一部を拝借すればなんとかなる、
歌の場合はまだいいんだけど、
アルバムとか本とか、
めっちゃくっちゃ迷っちゃうんだよなぁ。

そうそう。
歌詞のない曲につけられたタイトルにも、
いちいち感心してしまう。


そんな風になごやかに、
本番を待っていたにもかかわらず、
いざはじまってみたら、
いやぁ、
かなり本気で(?!)緊張したッ★(苦笑)

今回は全部で8分という持ち時間の中で、
生歌やおしゃべりをすることになっていたため、
フルコーラスで7分近くある
《ぼくにはきみがいる》
を、3分40秒程度にスリムにして歌うことになっていた。

そのためイントロも削って、
七尾さんに紹介してもらってから、
アカペラではじめたんだけど、
まさかあんなに固くなるとは...。(苦笑)

その後のトークでほぐしてもらえたので、
ほんとにたすかったものの、
たっぷり汗をかかせていただきましたッ★
でも、実にたのしかったッ♪


あさってのライブの宣伝もバッチリしてもらったので、
「番組を聴いてくれた人が、
ひとりでも多く、会場に来てくれたらいいな」なんて思いながら、
スタジオを後にした、ぼくでした。


P.S.
おととい出演した、
ゆうゆうワイド》のスタジオ風景が、
番組ホームページ
に掲載されているそうです。
《スタジオ風景》のページから、
2005年6月14日の日付をクリックしてみてくださいネッ☆

昨日は
《大沢悠里のゆうゆうワイド》
に出演するため、
朝4時半起きでTBSへ。

はじめてお会いした大沢さん、
本当に声がいいッ☆
ラジオやテレビでは、
もうず?っと聴いてきてるのに、
直接空気を振動させて響いてくる、
その太くてにこやかな声は、
やはり格別だった。

数週間前、
番組ディレクターの坂元さんとお会いした時、
「打ち合わせがきらいな人なんで、
どんな話題でいくかはまるっきりわかりませんッ★
ほとんどぶっつけになると思います(笑)」という《宣告》を受けていた。

「でも、それがいいんですよ。
話しているうちに、
興味を持ったところから、
どんどん展開させていくんです。
だからもう、
まな板の上に乗ったつもりで、
たのしんじゃってください」と笑う坂元さんからは、
大沢さんへの強い信頼と、
番組への誇りを感じた。

とは言うものの、
本番直前にごあいさつしただけで、
すぐさま生放送へと突入した時は、
さすがにちょっぴり緊張した。

ところが、
番組が進むにつれて、
この《緊張》の質がどんどん変化していってることが、
手にとるようにわかった。
これはおもしろい経験だったなぁ。

ぼくのプロフィール的な説明は最小限ですませ、
自分が《今》一番尋きたいことを、
次から次へと投げかけてくる大沢さん。
どこから話が飛んでくるかわからないんだけど、
予定調和なんてまったくなしッ☆
ぼくも《生》な反応をしていきながら、
ヴァイオリンを弾いたり歌ったり。
本当にあっという間で、
実にたのしい時間だった。

こんな風に、
《その場の空気》で、
どんどん番組を展開させていく一方で、
直前に届いたニュース原稿を、
コマーシャルの間、何度も音読している大沢さんの姿からは、
実に多くのことを学ばせていただいた。


大沢さん以外に、
スタジオに入っているみなさんからも、
とにかく《生》な番組を作っていこうという意気込みを、
ものすごく感じた。

さりげなく、大沢さんをサポートしつつ、
音楽的な話題には、しっかりからんでくれた、さだれいこさん。
ぼくの楽曲《雲》の話題も織り込みながら、
お天気の案内をしてくれた、
気象予報士の元井さん、
自分の出番までの間、
ぼくの話や演奏に、
深い相槌を打ちながら、
スタジオの中でスタンバっていた、
生コマーシャル原稿を読む佐々木さん、

そんな人たちを、
スタジオの外から支えているスタッフのみなさんの笑顔ッ☆
これがまた、
素晴らしかったッ♪

生放送という、
瞬時に判断を迫られるような現場のスタッフが、
笑顔で仕事していること。
これはスタジオの中の人間にとっては、
本当に心強いと思う。

こんな風に、
大沢さんを中心に、
放送にかかわっているすべての人たちから感じた心配り、
すべてを《今日の番組色》で貫こうとするその姿勢は、
番組を通して流れている《あたたかさ》となって、
毎朝訪れるゲストだけでなく、
リスナーにもちゃんと届いているんだろうなぁ。

このあたたかさに加えて、
「いい番組にするぞッ」という意気込みと、
仕事への誇りが、
20年、5000回の放送を重ねた今も、
すべてのAM番組で最高の聴取率で指示されている理由なんだと思った。

こんな風に、
制作者のみなさんの姿勢から、
とても多くの刺激を受けられる番組に出演させてもらえるなんて、
ものすごく貴重で、
幸せな経験だった。

番組を聴いてくださったみなさんからも、
たくさんの反響が届いて、
とてもうれしかったです。

今回の経験を生かしながら、
またいつか、
番組に出演させてもらいたいなって強く思いながら、
TBSの玄関を後にしたぼくでした。


明日の朝には、
TOKYO-FMの《
6 Sense(シックスセンス)》
に出演することになっていて、
これもとてもたのしみッ☆

電波が届くエリアにお住まいのみなさんは、
ぜひダイヤルを合わせてみてくださいッ♪

9月のイベントの打ち合わせを終えた帰り道、
切符を買いに行ってくれたマネージャー☆ナカジマを待ちながら、
地下鉄の改札口近くに、
一人で立っている時だった。

「おいッ!サングラスなんかしてんじゃねぇよ!」
ぼくの約3メートル前方から、
若い男の声がした。

「もしかして、言われてるのってオレ?」
一瞬そうも思ったけど確信もないし、
黙ってそのまま立っていると、
「サングラスはずせって言ってんだよッ」と、
ふたたび声が響く。
やっぱりぼくに言ってるようだ。

ただ、こちらに近づいてくる様子はなく、
しかも、声の出所から推測するに、
駅の床に寝っころがりながら、
からんできてるようだった。

でも、だからといって、
このまま無視し続けるわけにもいかないし・・・。
「ぼくのことですか?!」
思い切って、声のする方に向かって、
言葉をかけてみた。

「そうだよ。サングラスなんかしてんじゃねぇよ」
「いやぁ、目が見えないんですよ」
「んじゃあ、サングラスはずしても見えないのかよッ?!」
「してても見えないですけどね(笑)」
「ほ、ほんとにッ?!」
「そう。ほんとに見えないの(笑)」

?数秒の沈黙?

「ご、ごめんなさい」
「いえいえ(笑)」

?さらに数秒の沈黙?

「見えないんだぁ。
見えないなんて思わなかったから...」
「普段は白い杖ついてるんですよ」
「ほんとごめんなさい。
アナタがあまりにも《スタイリッシュ》だったから...」
「あひゃひゃひゃッ!スタイリッシュッ?!」
「ほッ、ほんとだって!スタイリッシュだよッ!
それに《小顔》だし!」
「アヒャヒャッ!顔、デカいですよッ!」
「デカくなんかねぇよッ!ちいさいって!」
「そう?ありがとう(笑)」

?さらに数秒の沈黙?

「あなた、いくつなんですか?」とふたたび男。
「いくつに見えます?」
「オレが32歳だから...」
「(すかさず)その5つ上ッ☆」とぼく。
「えッ?!年上なんですかッ??」
「そうってことになりますね(笑)」
「そ、そりゃ失礼しましたッ」
「いえいえ(笑)」


そうこうしてる間にナカジマが到着。
ぼくの笑い声が聴こえていたとみえて、
「どうしたの?(笑)」と言いながら、
男の方を見る。

「いや、彼と話してたんだけどネッ♪
それじゃ失礼しまッス♪」と男にごあいさつ。

「あ、あぁ」と、
ちいさな声で返事する男を残し、
切符を受け取り、改札をくぐった。


地下鉄に乗り込んでから、
今までのいきさつを話すと、
ナカジマも爆笑。

なかでも、
彼が発した《スタイリッシュ》&《小顔》という言葉には、
「これまでの努力がやっと報われた...」と、
かなり本気で感激の様子(笑)

「でもほんと、悪い人って感じじゃなかったよね」ということで、
ぼくらの意見は一致した。

ナカジマによると、
男は駅コンビニの前で、
横になっていたということだけど、
その髭面は、精悍さすら感じさせるもので、
いわゆる《ホームレス》とは、ちょっと違う感じだったとのこと。

それにしても、そんな彼が発した言葉に、
無邪気によろこんじゃってるマネージャーってどうなのよッ?!

まぁぼくも、
彼とのツーショットを、
《前のめりッ》
に載せられなくて、
ちょっとがっかりだったけど。

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