2007年6月アーカイブ

《パパの涙で子は育つ》について、
様々な感想をくださったみなさん、
ありがとうございましたッ☆

今までずっと応援してきてくれてる人、
今回のドラマで、はじめてぼくを知ってくれた人、
色々なみなさんが、
あの日のドラマから感じたことを、まっすぐ届けてくれて、
一通一通、じっくり読ませていただきました。

中には「
7月の川崎フリーライブ
にも参加しますッ」なんてメッセージも書いてくれてたりする人も いて、
本番当日が、さらにたのしみになってますッ♪

いただいたメールの中で印象に残ったものに、
「お互い人生の主役でがんばりましょう」という言葉で、
結ばれたものがありました。

この言葉と出会った時、
「確かに、あのドラマの主役は、
ディレクター役の江口陽介さんだったけど、
奥さんや子どもたち、
プロデューサーやAD、そしてぼく自身...。
登場したすべての人が主人公となった物語も、
同時に存在してるんだよな」と思いました。

ドラマの中で勃発した、様々な出来事や、
色々な人との出会いに対する感じ方やとらえ方も、
それぞれの主人公によって、様々な形があるものなんだろうなと。

もちろんこれは、
ドラマという世界でだけの、話じゃないんだよね。
毎日の中で、であった人を、
《自分にとっての役割》だけに、当てはめるんじゃなくて、
《お互いが主役》として、
響き合っていきたいなと、
あらためて強く感じました。


ドラマの放映翌日からは、
韓国男性アーティスト、ソ・ウォノくんへの楽曲提供のため、
スタジオに通っています。

今回は
《花星賛歌》
の韓国語ヴァージョンを、
提供させてもらったのに加えて、
はじめて、ウォノくんへの《書き下ろし》の新曲を作りました。
タイトルは《Life Is Beautiful》。

2ヶ月くらい前、
資料としてもらっていた、
まだ会ったことのない、ウォノくんの歌声を何度も聴きながら、
頭の中で、彼が歌う韓国語の響きを想像しつつ、
完成させたメロディを、
実際にスタジオで合わせた時は、
んもう、鳥肌立っちゃったッ☆

彼の歌声は、
ぼくが歌ったら、へろへろになっちゃうくらい高くて、
そんなぼくのデモ歌しか、聴いたことのなかったピアニスト、加藤景子からは、
「太郎が歌ってた時は、ちっとも思わなかったけど、
いい曲だわ。これ」なんて、
よろこんでいいんだか、よくわからない、
おほめのお言葉もちょうだいいたしましたッ★(笑)
みなさんに聴いてもらうのが、
今からとてもたのしみですッ☆


そんな風に、
レコーディングに出かける準備をしていたり、
部屋でストレッチする時などには、
録画しておいたテレビ番組を流していることも多いです。

ぼくには毎週、欠かさずチェックしているふたつの番組があって、
そのうちのひとつが、
著名人が、自分の卒業した小学校を訪れる、
《課外授業?ようこそ先輩?》

この日、《先輩》として登場したのは、
落語家、柳家花緑さん。

そして、彼が後輩に出した課題は、
「自分の悩みやコンプレックスを、笑いとともに、みんなの前で発表しちゃおうッ」
というもの。

番組中盤、
ひとりの女の子が、
発表前の原稿を、花緑さんに見せにきた時のこと。

「私は人よりトロい。話すのも遅いし」という悩みを書いた原稿を、
花緑先輩の前で読む彼女。

「今の原稿読むのなんて、
もっとゆっくりでもいいんじゃないかと思ったよ」

この花緑先輩の言葉は、
ほんっとに染みたなぁ。

花緑さんの言葉の中には、
《否定》がひとっつもないんだよねッ☆

「ゆっくり過ぎることなんてないよ」
「気にするほどじゃないよ」
これって、目の前の相手に対しては、
何かを打ち消す言葉になってしまうし、
単なる《一般論》や、《励まし》になっちゃうと思う。
だいたい《お互いが主役》な感じがしないよなぁ。

それに対して、
「もっとゆっくりでもいいと思ったよ」なんて、
これ以上、相手と対等で、
全面的に受け入れて、
さらには後押しまでしちゃうような言葉ってあるのかなぁ。

テレビを観ていたぼくまで、
なんだかうれしくなっちゃいました。
こういう言葉と出会えると、
その日一日、しあわせな心持ちで過ごせるんだよなぁ。

さぁ、
ウォノくんのレコーディングもいよいよ架橋ッ☆
こんな風に、
肯定的な言葉や空気とともに、
素晴らしい作品が仕上がるように、
ぼくも力を尽くしたいと思いますッ☆

そうそう。
《パパの涙で子は育つ》の中で流れた楽曲、
《ぼくにはきみがいる》
は、有線放送でもリクエストできるようになっていますッ♪
涼みに入った喫茶店で、有線が流れていたり、
自宅に有線を引いてるなんて人がいたら、
どしどしかけてやってくださいッ♪
ぼくも、ふと立ち寄ったお店から、
自分の歌声なんて聴こえてきたら、
「今流れてる歌がもう一度聴きたいですッ」なんて、
アンコールリクエストしちゃうかもッ☆(笑)
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イノセント

今まで実に様々な場所で、
色々な世代の人たちの前で歌ってきました。

そのほとんどのステージのラストで歌ってきたのが、
《ぼくにはきみがいる》
という歌。

先月末におじゃました、
能登門前町でのボランティア解散式
では、
冷たい雨を含んだ風に吹かれながら、
毛布に包まってライブ参加してくれた、被災されたみなさんとボランティアの方々を前に。
小学校から大学まで、
全国各地の学校におじゃました
講演ライブ
でも、
自治体主催のホールコンサートでも、
生まれてはじめて、深夜放送のレギュラーとして、
ヴァイオリンをかかえながら、マイクの前に座った、
ニッポン放送の真夜中のスタジオでも。
そして、
音楽をあきらめそうになっていたぼくが、
再び歌いだすきっかけとなったライブのステージ
でも、
《ぼくにはきみがいる》を歌ってきました。

そんな大切な楽曲が、
今度の金曜日、15日の21時から、
フジテレビ系《金曜プレステージ》で放送される、
2時間ドラマの中で流れることになりました。

とは言うものの、
どんな風に流れるのかということを、
実は、ぼくも知らないんだけど。(笑)

ぼくは、歌というのは、
歌詞とメロディができ上がった時に完成するのではなく、
聴いてくれる人の中に流れ、
受け取ってもらえて、
はじめて完成し、
行きつづけていくのだと思っています。

ライブでは、
目の前のみなさんに向かって、
自分のことを語りながら、
歌ってきたこの曲が、
ドラマというステージを与えていただき、
物語と、どんな風に響き合い、
テレビを観てくれている人の中に流れていくのか、
本当にたのしみです。

《パパの涙で子は育つ》
そして《ぼくにはきみがいる》が、
みなさんの中に、どんな風に流れていったのか、
メール

掲示板
そしてもちろん、ここへのコメントでも、
教えていただけたら、とてもうれしいです。
たくさんの、様々な感想、
たのしみに待ってますッ♪

番組詳細はこちらッ

フジテレビへのご感想はこちらからッ

《ぼくにはきみがいる》試聴はここをクリックッ

原作本を書いたテレビディレクター、込山さんのサイトです

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 (本の中にも、《ぼくきみ》のエピソードがつづられています)
パパの涙で子は育つ―シングルパパの子育て奮闘記(ポプラ社)

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おかげさまで、
能登では濃密な時間を過ごすことができましたッ♪

そして今回、能登行きを発表してから、
このブログや
掲示板
《前のめりッ》
で経過報告するたび、
全国から、様々な想いの篭もったメッセージをいただくことができました。

そんなメッセージ一通一通からは、
ぼくらの活動をしっかり観て、感じて、
応援してくれていることが響いてきて、
実に心強かったですッ!
みなさん、どうもありがとうッ!!


さて、そんな中、

ここ
にも書いた、
北米限定発売。しかも通販もしていないというアルバム。

残念ながら、北米からの《運び屋さん》は見つからず、
生まれてはじめて、オークションにメンバー登録ッ☆
はらはらドキドキしながらのぞんだオークションでは
見事玉砕ッ★

ところがッ!
あるサイトを通して、
見事、ゲットすることができましたッ!!

そんなわけで、
紆余曲折を経て手に入れることができた、
《New music From an Old Friend》
↑前回エントリーでは、タイトル間違えてましたッ★
現在うちのスピーカーから、ご機嫌に流れてますッ♪
まさに感動の嵐ッ!
いやぁ、めっちゃうれしいッ!
そして、内容も素晴らしいッ!!

なんと言っても一番の圧巻は、
キャロル・キングの新曲。(M5)
ピアノとストリングスに伴われて歌う、
キャロルの《泣き歌》は、
聴く度、胸をかきむしられる、
まるで一編の映画を観ているような、
超ドラマチックな作品ッ♪

ほかにも、カーペンターズもカヴァーした、
《セサミストリート》のカエルのカーミットが歌った名曲(M9)を、
カントリー界の大御所、ウィリー・ネルソンと、
この曲の作者であるポール・ウィリアムスが歌っているヴァージョンも素晴らしいッ☆
このふたりだけじゃなく、
バックの演奏も、
シンプルだけど、いいんだよなぁ。
「演奏してるみんなも、
子どもの頃、《セサミストリート》を観ていて、
テレビから流れる、この歌が大好きだったのかなぁ」なんてことを想像してしまうような、
《この曲が大好きですオーラ》がビシバシ響いてきます。
さらにさらにッ、
あの、ビーチボーイズの中心メンバーとしても有名な、ブライアン・ウィルソンの新曲(M6)は、
「これ以上Popな作品を探すのはむずかしいッ」というくらい、
超極上絶品ッ♪

あと、思いのほか素晴らしかったのが、
リチャード・マークスの楽曲たち。
「リチャマーって、なんちゃってブライアン・アダムスじゃん」としか思ってなかったこと、
深く深く反省いたしましたッ♪
リチャマーさん、本当にごめんなさいッ!

とにかく《アメリカの宝》のような、
ポップ職人たちの妙技てんこ盛の超名盤ッ♪
家宝とさせていただきますッ☆

このアルバムについては、
今月第3週放送分の
《ミュージックシュタイン》
でも、大々的に特集するので、
電波の届く範囲にお住まいのみなさんは、
ぜひ、チェックしてくださいねッ♪

ーーーー
♪ 《New Music From An Old Friend》収録曲目 ♪

1. Alfie/Burt Bacharach, Peabo Bryson
2. God Only Knows/Brian Wilson
3. Your Goodbye/Richard Marx
4. A Love Song/Kenny Loggins
5. Say Goodbye Today/Carole King
6. What Love Can Do/Brian Wilson
7. Sunday Morning Coming Down/Kris Kristofferson
8. I Still Remember -/Burt Bacharach, John Pagano
9. Rainbow Connection/Paul Williams, Willie Nelson
10. Hold On To The Nights/Richard Marx
11. Home Again/Carole King, Suzan Agbor
12. The Wonder/Kris Kristofferson
13. I'll Remember Your Name/Kenny Loggins
14. New Music From An Old Friend/Paul Williams, Jane Monheit
15. Save It For A Rainy Day/Stephen Bishop
with Eric Clapton and Oscar Castro-Neves

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