お互い主役でねッ

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《パパの涙で子は育つ》について、
様々な感想をくださったみなさん、
ありがとうございましたッ☆

今までずっと応援してきてくれてる人、
今回のドラマで、はじめてぼくを知ってくれた人、
色々なみなさんが、
あの日のドラマから感じたことを、まっすぐ届けてくれて、
一通一通、じっくり読ませていただきました。

中には「
7月の川崎フリーライブ
にも参加しますッ」なんてメッセージも書いてくれてたりする人も いて、
本番当日が、さらにたのしみになってますッ♪

いただいたメールの中で印象に残ったものに、
「お互い人生の主役でがんばりましょう」という言葉で、
結ばれたものがありました。

この言葉と出会った時、
「確かに、あのドラマの主役は、
ディレクター役の江口陽介さんだったけど、
奥さんや子どもたち、
プロデューサーやAD、そしてぼく自身...。
登場したすべての人が主人公となった物語も、
同時に存在してるんだよな」と思いました。

ドラマの中で勃発した、様々な出来事や、
色々な人との出会いに対する感じ方やとらえ方も、
それぞれの主人公によって、様々な形があるものなんだろうなと。

もちろんこれは、
ドラマという世界でだけの、話じゃないんだよね。
毎日の中で、であった人を、
《自分にとっての役割》だけに、当てはめるんじゃなくて、
《お互いが主役》として、
響き合っていきたいなと、
あらためて強く感じました。


ドラマの放映翌日からは、
韓国男性アーティスト、ソ・ウォノくんへの楽曲提供のため、
スタジオに通っています。

今回は
《花星賛歌》
の韓国語ヴァージョンを、
提供させてもらったのに加えて、
はじめて、ウォノくんへの《書き下ろし》の新曲を作りました。
タイトルは《Life Is Beautiful》。

2ヶ月くらい前、
資料としてもらっていた、
まだ会ったことのない、ウォノくんの歌声を何度も聴きながら、
頭の中で、彼が歌う韓国語の響きを想像しつつ、
完成させたメロディを、
実際にスタジオで合わせた時は、
んもう、鳥肌立っちゃったッ☆

彼の歌声は、
ぼくが歌ったら、へろへろになっちゃうくらい高くて、
そんなぼくのデモ歌しか、聴いたことのなかったピアニスト、加藤景子からは、
「太郎が歌ってた時は、ちっとも思わなかったけど、
いい曲だわ。これ」なんて、
よろこんでいいんだか、よくわからない、
おほめのお言葉もちょうだいいたしましたッ★(笑)
みなさんに聴いてもらうのが、
今からとてもたのしみですッ☆


そんな風に、
レコーディングに出かける準備をしていたり、
部屋でストレッチする時などには、
録画しておいたテレビ番組を流していることも多いです。

ぼくには毎週、欠かさずチェックしているふたつの番組があって、
そのうちのひとつが、
著名人が、自分の卒業した小学校を訪れる、
《課外授業?ようこそ先輩?》

この日、《先輩》として登場したのは、
落語家、柳家花緑さん。

そして、彼が後輩に出した課題は、
「自分の悩みやコンプレックスを、笑いとともに、みんなの前で発表しちゃおうッ」
というもの。

番組中盤、
ひとりの女の子が、
発表前の原稿を、花緑さんに見せにきた時のこと。

「私は人よりトロい。話すのも遅いし」という悩みを書いた原稿を、
花緑先輩の前で読む彼女。

「今の原稿読むのなんて、
もっとゆっくりでもいいんじゃないかと思ったよ」

この花緑先輩の言葉は、
ほんっとに染みたなぁ。

花緑さんの言葉の中には、
《否定》がひとっつもないんだよねッ☆

「ゆっくり過ぎることなんてないよ」
「気にするほどじゃないよ」
これって、目の前の相手に対しては、
何かを打ち消す言葉になってしまうし、
単なる《一般論》や、《励まし》になっちゃうと思う。
だいたい《お互いが主役》な感じがしないよなぁ。

それに対して、
「もっとゆっくりでもいいと思ったよ」なんて、
これ以上、相手と対等で、
全面的に受け入れて、
さらには後押しまでしちゃうような言葉ってあるのかなぁ。

テレビを観ていたぼくまで、
なんだかうれしくなっちゃいました。
こういう言葉と出会えると、
その日一日、しあわせな心持ちで過ごせるんだよなぁ。

さぁ、
ウォノくんのレコーディングもいよいよ架橋ッ☆
こんな風に、
肯定的な言葉や空気とともに、
素晴らしい作品が仕上がるように、
ぼくも力を尽くしたいと思いますッ☆

そうそう。
《パパの涙で子は育つ》の中で流れた楽曲、
《ぼくにはきみがいる》
は、有線放送でもリクエストできるようになっていますッ♪
涼みに入った喫茶店で、有線が流れていたり、
自宅に有線を引いてるなんて人がいたら、
どしどしかけてやってくださいッ♪
ぼくも、ふと立ち寄ったお店から、
自分の歌声なんて聴こえてきたら、
「今流れてる歌がもう一度聴きたいですッ」なんて、
アンコールリクエストしちゃうかもッ☆(笑)
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イノセント

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このブログ記事について

このページは、Taroが2007年6月27日 12:18に書いたブログ記事です。

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